日本語ジャーナル(通称:NJ)は、外国人に日本語を教える「日本語教育」に役立つサイトです。日本語教師や学習者のリアルな姿、日本語の教え方のノウハウ、検定試験や最新の本の情報、知っておきたい法律や行政の動きなど、幅広くかつ分かりやすくお伝えします。


登録日本語教員の登録申請受付開始

登録日本語教員の登録申請受付開始

2025年1月20日(月)から、登録日本語教員の登録申請受付が開始しました。令和6年度の日本語教員試験に合格した人、仮合格した人は、自動的に登録日本語教員の資格が取得できるものではなく、事前に必要書類や収入印紙を準備して、登録日本語教員の登録申請を行う必要があります。ここでは、登録申請の流れをご説


日本語教育機関認定法をめぐる動き

日本語教育機関認定法をめぐる動き

日本語教育機関認定法をめぐる動き、とりわけ日本語教師に影響が大きい、日本語教員試験や日本語教育能力検定試験、認定日本語教育機関、登録実践研修機関・登録日本語教員養成機関についての2025年1月時点の状況を整理しておきます。


ホスピタリティを高め、自律的に行動できるような学びをー『できる日本語』採用校インタビュー(東京YMCAにほんご学院)

ホスピタリティを高め、自律的に行動できるような学びをー『できる日本語』採用校インタビュー(東京YMCAにほんご学院)
「日本語教育の参照枠」の考え方を具現化できる教科書、『できる日本語』。全国で使っている学校が増えてきています。ではどのように導入したのか、迷ったりしたことは何か、導入後の様子はどうなのか? このシリーズでは『できる日本語』について知りたいと思っている方に向けて、使っている学校の先生方に学校の様子、どんな思いを持って導入したのかなど、「ホントのところ」を伺っていきます。今回お話を伺ったのは東京YMCAにほんご学院の川口先生です。

コミュニティを持つ人たちにとって日本語教室は必要か -北海道・地域日本語教育シンポジウム開催-

コミュニティを持つ人たちにとって日本語教室は必要か  -北海道・地域日本語教育シンポジウム開催-

2025年1月25日に開催されるSHAKE★HOKKAIDO主催の北海道地域日本語教育シンポジウムをテーマにしたコラムの後編。前編では北海道の浦河町に急増したインドの人達を対象にした日本語教室の実践を中心に、シンポジウムの企画者である平田さんにお話をうかがいました。後編の今回は、シンポジウムのテーマの核心に触れていきます。(深江新太郎/多文化共生プロジェクト)...


日本語教師プロファイル石原えつこさん―私たちの仕事は日本の未来に希望を作る仕事

日本語教師プロファイル石原えつこさん―私たちの仕事は日本の未来に希望を作る仕事
2024年12月の「日本語教師プロファイル」は、武蔵野大学非常勤講師の石原えつこさんにお話を伺いました。長くシンガポールで日本語教育に携わっていた石原さんの経歴や活動についてはご存じの方も多いかと思います。今回は今まであまりお話されていなかったという日本語教師になったばかりの頃やシンガポールでの経験についてもお話しいただきました。これから日本語教育を目指す方へのメッセージも是非お読みください。

日本語教員試験 令和6年度の実施結果発表

日本語教員試験 令和6年度の実施結果発表
令和6年度の日本語教員試験および日本語教育能力検定試験の実施結果が発表されました。日本語教員試験は今回が第1回目の試験ということもあり、その結果が注目されていました。また、令和6年度日本語教育能力試験は、受験者数が大きく変動しました。発表されている二つの試験の数値を見ながら、今後を展望します。

日本で学び、日本で暮らす―オスカル・グラナドスさん(コスタリカ)

日本で学び、日本で暮らす―オスカル・グラナドスさん(コスタリカ)
海外から留学し、日本語を学び、日本で活躍する方にスポットライトを当てて、お話をお聞きしていきます。日本にはどんな経緯で来たの? 日本語学習はどうだった? 今は日本でどんなことをしているの? などなど、伺っていきます。今回はコスタリカ出身、現在、出版社アルクの日本語営業チームのメンバーである、グラナドス・オスカルさんにインタビューしました。

日本語能力試験の応募者・受験者が過去最高を記録

日本語能力試験の応募者・受験者が過去最高を記録
2024年7月に行われた日本語能力試験のデータが国際交流基金から発表されました。それによれば7月に行われた日本語能力試験としては、過去最高の応募者数・受験者数を記録したことがわかりました。データを詳細に見てみましょう。

北海道 ナゼここに? 新しいコミュニティ(北海道地域日本語教育シンポジウム)

北海道 ナゼここに? 新しいコミュニティ(北海道地域日本語教育シンポジウム)
2025年1月25日に第4回を迎えるSHAKEHOKKAIDO主催の北海道地域日本語教育シンポジウム。今回は、コミュニティをテーマにした内容です。今後、外国人の定住化が進むことが予測される全国の地域社会にとっても興味深いテーマ。企画者である平田未季さん(北海道大学)にシンポジウムの背景について、おうかがいしました。前編・後編でお届けします。(深江新太郎/多文化共生プロジェクト)

日本語教師プロファイル神 恵介さん―日本語教師は面白くて“濃い”仕事です

日本語教師プロファイル神 恵介さん―日本語教師は面白くて“濃い”仕事です
今回「日本語教師プロファイル」にご登場いただくのは、日本語学校「新世界語学院」の校長であり教務主任でもある神恵介さんです。日本語教師になった経緯から、これまでのあゆみ、そして校長として目指すビジョンについてお話しいただきました。さらに、ロングヘアーに髭という日本語教師らしからぬ見た目(すみません!)についてもお聞きしてしまいました。

『耳から覚える日本語能力試験 文法トレーニング』が改訂されて新発売!

『耳から覚える日本語能力試験 文法トレーニング』が改訂されて新発売!
JLPT(日本語能力試験)の対策本として人気の「耳から覚える日本語能力試験」シリーズですが、2021年に発売された「語彙シリーズ」(N1、N2N3)」の改訂版に続き、この度「文法シリーズ」もN1N2N3の改訂版が発売されました。改訂版では何がどう変わったのか、見ていきましょう。

今後の日本語教育を見据えたカリキュラムのつくり方②ーコースフレームワークとモジュールボックス

今後の日本語教育を見据えたカリキュラムのつくり方②ーコースフレームワークとモジュールボックス
カリキュラムを一から構想するとき、具体的にどこから手をつければいいでしょうか。カリキュラム編成の考え方はわかったけれども、作業手順がわからない、ということもあるでしょう。そういう場合にぴったりの方法が「令和45年度 文化庁委託「日本語教育の参照枠」を活用した教育モデル開発事業【留学分野】」で日本語教育振興協会チームによって開発された「コースフレームワーク」と「モジュールボックス」というツールを利用する方法です。具体的な使い方を見ていきましょう。(竹田悦子・内田さつき/コミュニカ学院)

今後の日本語教育を見据えたカリキュラムのつくり方①-「日本語教育の参照枠」を手がかりに

今後の日本語教育を見据えたカリキュラムのつくり方①-「日本語教育の参照枠」を手がかりに</strong>
現在、認定日本語教育機関の申請を控え、「日本語教育の参照枠」に沿ったカリキュラム編成と言われても、どこからどう手をつければよいのか不安に感じていらっしゃる先生方も多いのではないでしょうか。教務主任や専任教員としての経験はあっても、これまで、前任者から受け継いだカリキュラムを、若干の手直しだけでほぼ踏襲してきたという場合や、新規校の主任を引き受けることになった場合など、自分で一から新たなカリキュラムを立てた経験がなく、途方に暮れている方もあるかもしれません。そんな先生方の心が少しでも軽くなるように、どこから始めればいいのか手がかりがつかめるように、いくつかの点から考えてみたいと思います。  (竹田悦子・内田さつき/コミュニカ学院)

令和6年度日本語教育能力検定試験と日本語教員試験

令和6年度日本語教育能力検定試験と日本語教員試験
令和6年度の日本語教育能力検定試験は、20241027日(日)に全国7地区・7会場で実施されました。受験された皆様、本当にお疲れ様でした。また、同じく令和6年度の日本語教員試験は20241117日(日)に全国8か所・11会場行われます。受験される皆様の健闘を、心からお祈りします。(新城宏治/㈱エンガワ)

日本語教師プロファイル田中くみさんー自分の強みを活かして自分に合った働き方を

日本語教師プロファイル田中くみさんー自分の強みを活かして自分に合った働き方を
今回「日本語教師プロファイル」でインタビューさせていただいた田中くみさんは、Language Plus Oneの代表として、日本語教育のみならず、キャリア教育や外国人への就職支援にも取り組んでいます。最近では学習アドバイザーの資格も取られたそうです。これからの働き方として、特定の組織に属さないフリーランスを考えている方に参考になるのではないでしょうか。

学習者数はコロナ前の水準へー「令和5年度 国内の日本語教育の概要」を読む

学習者数はコロナ前の水準へー「令和5年度 国内の日本語教育の概要」を読む
毎年恒例の「国内の日本語教育の概要」の令和5年度版が発表されました。今年からは、日本語教育の所轄の移管により、文化庁ではなく文部科学省のサイトにアップされています。日本国内の日本語教育の現状を確認しておきましょう

ベトナムにルーツを持つ子どもたちが気づかせてくれたこと―多様な言語・文化的背景を持つ子どもたちとともに学ぶ、これからの学校(2)

ベトナムにルーツを持つ子どもたちが気づかせてくれたこと―多様な言語・文化的背景を持つ子どもたちとともに学ぶ、これからの学校(2)

日本語も日本文化もわからないまま、家庭の事情等で来日し、日本の学校に通う子どもたち。その学習にはさまざまな支援が必要です。子どもたちの気持ちに寄り添い、試行錯誤を続ける近藤美佳さんの記事、後編です。


新装開店! 凡人社書店にお邪魔しました

新装開店! 凡人社書店にお邪魔しました
日本語教育の専門書店である、日本語の凡人社。東京千代田区麹町と大阪に店舗があります。ちなみに麹町店はこれまで月・水・金の12時から18時まで開店していましたが、10月1日から平日の月・火・水・木・金の営業となりました(土・日・祝休み)。また、大阪店はリニューアルオープンのため当面の間、休業とのことです。今回は改装した凡人社麹町書店に伺って、お話を聞いてきました。