日本語教師

日本語ジャーナル(通称:NJ)は、外国人に日本語を教える「日本語教育」に役立つサイトです。日本語教師や学習者のリアルな姿、日本語の教え方のノウハウ、検定試験や最新の本の情報、知っておきたい法律や行政の動きなど、幅広くかつ分かりやすくお伝えします。


登録日本語教員の経過措置に係る経験者講習

登録日本語教員の経過措置に係る経験者講習
20241015日から、登録日本語教員の経過措置講習に係る経験者講習が始まります。経過措置の対象になる方はルートによっては修了が必須となる講習ですが、それ以外の方も受講は可能です。文部科学省から発表になった内容を、わかりやすくお伝えします。

日本語教師プロファイル住田哲郎さんー自分で考え判断できる学生を育てる

日本語教師プロファイル住田哲郎さんー自分で考え判断できる学生を育てる
今回の「日本語教師プロファイル」では京都精華大学で教鞭を取られている住田哲郎さんにインタビューをお願いしました。京都精華大学といえば、日本で唯一マンガ学部があり、留学生にも人気の芸術系大学です。日本語教育にマンガを取り入れる実践について興味深いお話を伺うことができました。またこれから日本語教育を目指す人へのメッセージもいただきました(写真向かって左から2人目が住田さん)。

ベトナムにルーツを持つ子どもたちが気づかせてくれたこと―多様な言語・文化的背景を持つ子どもたちとともに学ぶ、これからの学校(1)

ベトナムにルーツを持つ子どもたちが気づかせてくれたこと―多様な言語・文化的背景を持つ子どもたちとともに学ぶ、これからの学校(1)
国内の小中学校では外国籍、外国にルーツを持つ子どもたちが増え続けています。子どもたちへの日本語教育の重要性がようやく注目され、母語・母文化継承についても少しずつ認識されるようになってきました。

日本語教師プロファイル吉田知恵さん―日本語教育に演劇や歌を取り入れた活動を続けていきたい

日本語教師プロファイル吉田知恵さん―日本語教育に演劇や歌を取り入れた活動を続けていきたい
今回の「日本語教師プロファイル」ではJICAでの活動を終え、派遣先のインドから帰られたばかりの吉田知恵さんにお話を伺いました。吉田さんは元々演劇を学び、役者として活動、ミュージックスクールのインストラクターも務めていたという異色の経歴をお持ちの日本語教師です。サモア、インドネシア、ラオス、モロッコ、エジプト、そして今回のインドと各地に滞在した経験を活き活きと語ってくださいました。

2024年9月・10月 日本語教師のためのセミナー情報

2024年9月・10月 日本語教師のためのセミナー情報
8月は地震が来たり、台風が来たりとなかなかしんどい状況が続いていますね。これを機に災害時の対応を授業に組み込んだりしている教師や学校も多いようです。学習者が日本でできるだけ安心して暮らせるように、日ごろから情報収集できるページなども伝えておきたいですね。2024年9月・10月のセミナー情報をお伝えします。

読むことをきっかけに、やりとりを深めてほしい―『「読む」から始める日本語会話ワークブック』著者インタビュー

読むことをきっかけに、やりとりを深めてほしい―『「読む」から始める日本語会話ワークブック』著者インタビュー
5月に発売した『「読む」から始める日本語会話ワークブック』。会話授業で使っていただける、テーマについて多角的な短いストーリーを三つ読んだ後で自分の考えを話したり、人と話をしたりするテキストです。今回はこのテキストの著者のお一人である吉川達さんに、テキストを作ったきっかけや作成過程などをお聞きしました。

日本語教師プロファイル岡宮美樹さん―「日本語」にこだわりすぎない日本語教師でいたい

日本語教師プロファイル岡宮美樹さん―「日本語」にこだわりすぎない日本語教師でいたい
今回「日本語教師プロファイル」でご紹介するのは長野県にお住いの岡宮美樹さんです。岡宮さんは長野工業高等専門学校の留学生に教えながら、長野県地域日本語教育コーディネーターや「にほんごプラス」の主催者としてもご活躍です。最近、草鞋を履き過ぎて忙しいとおっしゃる岡宮さんにこれまでのキャリアやこれからやりたいことについて伺いました。

日本語教師プロファイル北琢磨さんー人との関りを大切に、言語の楽しさを知って

日本語教師プロファイル北琢磨さんー人との関りを大切に、言語の楽しさを知って
今回の日本語教師プロファイルでは、東京両国にある「東京明生日本語学院」の学院長であり、日本語教師養成講座1 も担当されている北琢磨さんにインタビューさせていただきました。北さんと言えばX(旧Twitter)やYouTubeでご存じの方もいらっしゃるかと思います。日本語教育、とくに日本語学校をとりまく状況が大きく変わる2024年、日本語学校の当事者としてどのように考え、進めていらっしゃるのか興味深くお話を伺いました。 

日本語教師プロファイル横山りえこさん日本語教育にユニバーサルデザインを

日本語教師プロファイル横山りえこさん日本語教育にユニバーサルデザインを
今回「日本語教師プロファイル」でご紹介するのは愛知県在住の横山りえこさんです。横山さんは現在、早稲田大学大学院日本語教育研究科の博士後期課程に籍を置きつつ、大学の非常勤講師、愛知・岐阜両県の地域日本語教育コーディネーター、支援教育専門士としてもご活躍中です。現在取り組んでいる研究に至るまでの歩みとその活動についてお話を伺いました。

「日本語教育機関認定法 よくある質問集(令和6年4月18日公開版)」を読む

「日本語教育機関認定法 よくある質問集(令和6年4月18日公開版)」を読む
「日本語教育機関認定法 よくある質問集」は、文化庁によって日本語教育の所管が行われていた時から改定が重ねられてきたものです。今回の改定版によりQA233にも及ぶ、大変充実した「質問集」になりました。この「質問集」の中から、新しく更新された情報を中心にピックアップしてみます。

日本語教師プロファイル京谷麻矢さん―言語マイノリティのサポートを目指して

日本語教師プロファイル京谷麻矢さん―言語マイノリティのサポートを目指して
今回の「日本語教師プロファイル」では京都府にお住いの京谷麻矢さんをご紹介します。京谷さんは現在、大学で留学生に日本語を教える傍ら、中途失聴や難聴の方のための要約筆記者の仕事、そして会話パートナーとして失語症者のサポートをされています。日本語教育での歩みとともに、要約筆記をするに至った経緯や、現在の活動、更には今後の展望までお話を伺いました。

登録日本語教員や日本語教員試験に関するご質問にお答えします 第2回:勉強法について

登録日本語教員や日本語教員試験に関するご質問にお答えします 第2回:勉強法について
 先日、編集部から「登録日本語教員や日本語教員試験に関する質問」を募集したところ、皆様から非常にたくさんのご質問が寄せられました。ここで皆様から寄せられたご質問について、これまで公表されている各種資料を基に、個人的な見解を可能な範囲でお答えしたいと思います。文化庁等には確認をしておりませんのでご注意ください。実際にはケースバイケースの可能性もあると思われますので、あくまで参考意見の一つとして聞いていただければと存じます。

教科書について考えてみませんか-第5回 漢字学習も「できること」重視!

教科書について考えてみませんか-第5回 漢字学習も「できること」重視!
2011年4月から『月刊日本語』(アルク)で「教科書について考えてみませんか」という連載を掲載してから10年。2021年10月に「日本語教育の参照枠」が出て以来、現場では、コミュニケーションを重視した実践への関心が高まり、さまざまな現場で使用教科書の見直しが始まっています。「参照枠」を見ると、言語教育観に関して、「学習者を社会的存在として捉える/「できること」に注目する/多様な日本語使用を尊重する」という3つの柱が掲げられています。これは、2011年4月から『月刊日本語』で連載した中で述べていることに重なります。

日本語教師プロファイル倉持素子さんー学生と同じ経験をしてみたいという思いからアルゼンチンへ

日本語教師プロファイル倉持素子さんー学生と同じ経験をしてみたいという思いからアルゼンチンへ
今回お話を伺ったのは、202311月より独立行政法人国際協力機構(JICA)の日系社会シニア海外協力隊としてアルゼンチンの首都ブエノスアイレスに赴任されている倉持素子さんです。倉持さんは長い間ビジネスパーソンへの日本語教育に従事された後、リンゲージ日本語学校の校長を務めていらっしゃいました。何故アルゼンチンに行くことになったのか、アルゼンチンでの活動に、これまでのキャリアも併せて、時差がちょうど12時間のブエノスアイレスからZOOMを通して、お話しいただきました。

11月の日本語教員試験対策に!『NAFL 日本語教員試験対策セット』

11月の日本語教員試験対策に!『NAFL 日本語教員試験対策セット』
日本語教師の国家資格「登録日本語教員」の取得に必要となる「日本語教員試験」は、2024年11月17日(日)に第1回目が行われます。 アルクでは累計8万人が受講したアルクの「NAFL日本語教師養成プログラム」のテキスト試験対策書籍を組み合わせた『NAFL 日本語教員試験対策セット』を販売中です。

日本語教師プロファイル宮田聖子さん―ずっと日本語を教え続けるために自らの教室を

日本語教師プロファイル宮田聖子さん―ずっと日本語を教え続けるために自らの教室を

今回の「日本語教師プロファイル」では、大学の非常勤講師を続けながら、ご自分の日本語スクール「MARBLE」を立ち上げた宮田聖子さんをご紹介します。宮田さんは東京都江東区の江東国際交流協会(IAK)の理事も務め、子どもへの日本語教育や「やさしい日本語」の研修も行っているとのこと。スクールを立ち上げた理由や、これからのキャリアへの思いなどについてお話を伺いました。...


日本語教師プロファイル嶋田和子さん―主体性と創造性が活かせるこんな楽しい仕事はありません!

日本語教師プロファイル嶋田和子さん―主体性と創造性が活かせるこんな楽しい仕事はありません!

2024年最初の「日本語教師プロファイル」インタビューでは、東京都中野区にあるアクラス日本語教育研究所にお邪魔して、代表理事の嶋田和子先生にお話を伺ってきました。日本語教育界にとって一つの変革の年である今年、嶋田先生はどのようなお考えをお持ちか、是非お聞きしたいと思いました。インタビューは嶋田先生の思いとパッションの溢れるものとなりました。...


登録日本語教員に登録申請する方法

登録日本語教員に登録申請する方法

2024年は登録日本語教員の制度がいよいよ本格的に動き出す年です。登録日本語教員を目指す方は、今後のスケジュールを踏まえて、必要なアクションの抜け漏れがないように計画的に動いていく必要があります。ここでは、登録日本語教員に登録申請するための方法を、2023年末に公表された『登録日本語教員の登録申請の手引(文化庁国語課)』、以下「手引」をもとに、わかりやすくまとめておきます。...


日本語教師の将来性を生成AIに聞いてみました

日本語教師の将来性を生成AIに聞いてみました

日々のニュースで、その言葉を聞かない日がないというぐらい注目されている「生成AI」。社会のあらゆる面で広く普及し始めていますが、未だに敬遠している日本語教師は少なくないかもしれません。生成AIを使い始めるのは何となく敷居が高そうに見えますが、実は驚くほど簡単です。ここでは生成AIを使い始める方法と、実際に生成AIを使って日本語教育に関連してあれこれ聞いてみたことをレポートします。...