日本語教師

日本語ジャーナル(通称:NJ)は、外国人に日本語を教える「日本語教育」に役立つサイトです。日本語教師や学習者のリアルな姿、日本語の教え方のノウハウ、検定試験や最新の本の情報、知っておきたい法律や行政の動きなど、幅広くかつ分かりやすくお伝えします。


日本語教師プロファイル・松浦真理子さんーベトナム人から学んだことは変化を恐れないこと。

日本語教師プロファイル・松浦真理子さんーベトナム人から学んだことは変化を恐れないこと。

今回ご紹介するのは松浦真理子さんです。国内で5校に勤務し、そのうち3校で主任教員を務めた後、現在はベトナム・ハノイにある人材紹介・教育サービスの株式会社ITMで教育部の部長を務めていらっしゃいます。松浦さんに、なぜベトナムに渡ったのか、現在のお仕事、そしてこれからのことについてお話を伺いました。...


日本語教師プロファイル・中野玲子さんー地域共生社会の実現を目指して

日本語教師プロファイル・中野玲子さんー地域共生社会の実現を目指して

今回ご紹介する日本語教師は、東京都墨田区で「すみだ日本語教育支援の会」の講師として外国人介護職員への日本語支援を行っている中野玲子さんです。中野さんはその他にも大学での学習支援や、民間企業の外国人社員の就労後支援など、主に“エンパワメント”*1の立場で幅広く活躍されています。中野さんの目指す地域共生社会についてお話を伺いました。...


日本語教師プロファイル「あひるせんせー」―みんなが真似したくなる、それでみんなが豊かになる、そんなシステムを作りたい

日本語教師プロファイル「あひるせんせー」―みんなが真似したくなる、それでみんなが豊かになる、そんなシステムを作りたい

異業種から日本語教師に転身し、日本語業界歴は浅いながらも「日本語教師のためのインストラクショナル・デザイン」講座やオンライン対談の企画など、その行動力で次々と新しい試みを行ってきた「あひるせんせー」。2020年4月には自らの会社「再定義合同会社」を立ち上げ、教師が報酬額を決めるオンラインスクールを準備中です。そんな「あひるせんせー」にこれまでのこと、これからのことなどお聞きしました。新しい日本語教師のあり方を模索している方、必読です。...


日本語教師としてのICTスキル-日本語教員養成課程での取り組みを中心に―

日本語教師としてのICTスキル-日本語教員養成課程での取り組みを中心に―

インターネットやコンピューターの技術が目覚ましく発展してきている現在、さまざまな分野でITやICTの技術が活用されており、教育業界も例外ではありません。日本語教育においても、ICTの利用が叫ばれて久しいですが、現実において「養成段階」からそのような知識を身に付けるような日本語教員養成課程は少ないのではないかと思います。今回は当校、セントラルジャパン日本語学校の日本語教員養成課程におけるICT関連の科目を中心に、日本語教育とICTの関わりについて書いてみようと思います。(柏谷涼介)...


日本語教師の求人への応募から採用まで

日本語教師の求人への応募から採用まで

日本語学校は春・秋の年2学期制または年4学期制を取っているところが多いため、10月から新学期が始まります。しかし、今年は新型コロナの影響でカリキュラムが変則的・流動的になっている学校もあります。日本語教育能力検定試験が終わったら日本語を教え始めてみたいと思っている方もいらっしゃると思います。ここでは日本語教師の求人情報の見つけ方から採用までの道のりを解説します。(編集部)...


コロナ禍は世界を相手にしたニッチな日本語教育で飛躍するチャンス

コロナ禍は世界を相手にしたニッチな日本語教育で飛躍するチャンス

コロナ禍でいろいろな物事の先行きが見えにくい時代になっています。しかし、そんな中だからこそ、積極的な情報発信や日本語教師のネットワークがますます大切になっています。今回は「むらログ...


未来に生きる日本語教材 Vol.3

未来に生きる日本語教材 Vol.3

私たちが母語を習得し、自由に読んだり書いたりできるようになるまでには、家づくりと同様に、目には見えない土台づくりの期間があります。就学前の子どもたちに目を向けると、そのことがよく分かります。クレヨンをにぎって夢中で塗り絵をしたり、ハサミやのりを使って工作したり、お友だちとごっこ遊びをしたり......。一見すると日本語教育とは何の関係もないように思えますが、こうした積み重ねが指先の巧緻性やコミュニケーション能力の発達につながり、やがては「読む・書く・話す・聞く」という言葉の活動を支える土台となるのです。...


未来に生きる日本語教材 Vol.2

未来に生きる日本語教材 Vol.2

日本語を学ぶ目的やペースは人によってさまざまです。中には、自分の意志とは関係なく日本語を習得する必要に迫られる人たちもいます。例えば、家族の仕事などの都合で来日した子どもたちです。滞在が中長期にわたる場合、学校の定期テストや入学試験、就職活動をこなすほどの日本語力を、かなりの短期間で習得しなければなりません。今回ご紹介する教材は、そのような状況にある中学生の日本語学習者たちに寄り添う現場から生み出されたものです。...


「日本語」教師としてだけではなく、在住外国人の支援を考える

「日本語」教師としてだけではなく、在住外国人の支援を考える

私たちが行いたいと思い、かつ在住外国人が求めているのは、どのような支援でしょうか。「日本語」ボランティアや「日本語」教師ということばが示すように、どうしても私たちの活動は日本語を教えることから切り離しにくくなっています。しかし、共生が生活から切り離して考えられないとき、私たちは、一度、日本語を教えることを脇に置き、在住外国人の生活支援とは?という問いに向き合う必要があります。NPO多文化共生プロジェクト代表の深江先生によるコラムです。...


苦労も喜びも多かった!バンコクの日本語学校での教師生活

苦労も喜びも多かった!バンコクの日本語学校での教師生活

今、非常に注目されている職業、「日本語教師」。「年齢に関係なく働ける」「今までの人生が強みになる」「自分らしいワークスタイルを選べる」――第二の人生に日本語教師を目指す方も増えています。定年目前で会社を辞めて、3年間タイで日本語を教え、現在は帰国して日本語教師として活躍している仲野睦子さんに、タイでの生活や現在の仕事について伺います。...


私らしい働き方で「やさしいコミュニケーション」を届けたい

私らしい働き方で「やさしいコミュニケーション」を届けたい

日本語教師の仕事は日本語学校などの教育機関で教えるだけではありません。今回はフリーランスの日本語教師として外国人学習者に日本語を教える傍ら、自ら「やさしいコミュニケーション協会」という一般社団法人を立ち上げ、医療現場における「やさしい日本語」の普及活動などを行っている黒田友子さんにお話を伺いました。...


日本語教師はどんな辞書を使っているの? 現役教師お勧めの辞書をご紹介します

日本語教師はどんな辞書を使っているの? 現役教師お勧めの辞書をご紹介します

言葉を学ぶ時にも、教える時にも辞書は欠かせません。辞書と言えば『広辞苑』、『大辞林』のような分厚いものから三省堂の『新明解国語辞典』のように携帯できるものまで、形は様々です。『日本国語大辞典』という全14巻の大著もあれば、最近ではネット辞書しか使わないという人もいるでしょう。では現役の日本語教師の方々は実際にどのような辞書を使っているのでしょうか。また日本語教育に必須の辞書というのはあるのでしょうか。現役教師のお勧めの辞書をご紹介します。...


夜の日本語授業には家族全員で参加―地域の日本語支援にzoomを活用する

夜の日本語授業には家族全員で参加―地域の日本語支援にzoomを活用する

新型コロナウイルスが日本全国に広がる中、教育機関では授業をオンラインに切り替える動きが加速しています。日本語学校での実践については、以前に「緊急リポート―全校でオンライン授業を実施。新宿日本語学校の場合」でお伝えしましたが、今回は岐阜県・可児市で、地域の日本語支援活動にオンラインを活用している実践をご紹介します。活動している日本語教師の横山りえこさん(写真上中央)にお話を伺いました。(NJ編集部)...


【アメリカで日本語教師アシスタント】公立学校でイマージョン教育のサポートを経験

【アメリカで日本語教師アシスタント】公立学校でイマージョン教育のサポートを経験

一般財団法人国際教育文化交流協会(ISECE)が行う日本語アシスタント教師インターンシッププログラムは、アメリカでの日本語教育を現場レベルで体験できるプログラムです。このプログラムでアメリカ、オレゴン州ポートランドの高校と中学校でインターンシップを経験した榑林美紀さんが、現地で経験した日本語教育についてレポートします。...


日本語教師になろう!―フリーランスだからこそ繋がりが大事

日本語教師になろう!―フリーランスだからこそ繋がりが大事

日本語教師を目指している方やまだ経験の浅い日本語教師の方を応援するための本コラムもいよいよ今回が最終回です。最終回のテーマはフリーランス日本語教師について。最近とみに耳にするようになったフリーランス日本語教師ですが、そもそも「フリーランス」ってどういうこと? 非常勤講師とは何が違うの? 仕事はどうやって見つけるの? など様々な疑問があるのではないでしょうか。数年前にフリーランスとなった私が、フリーランスならではの大変さ、楽しさ、心構えなどについて詳しくご紹介します。...


日本語教師になろう!―活躍するフィールドは日本だけじゃない

日本語教師になろう!―活躍するフィールドは日本だけじゃない

日本語教師になるからには、一度は海外で教えてみたい! または、海外で仕事をするために日本語教師を目指した! という人もいるのではないでしょうか。でも、どうやったら海外で教えられるの? 経験は必要? 収入は? ビザは? わからないことも多いですよね。今回は海外で日本語を教えようとしたとき、どんなケースが考えられるのか、その際の注意点などについてご紹介しましょう。さらに実際の海外経験者の方のアドバイスもお届けします。...


イスラム教徒が「自分らしく」生活するために―地域日本語教室の目標を考える

イスラム教徒が「自分らしく」生活するために―地域日本語教室の目標を考える

イスラム教徒が日本で「自分らしく」生活しようとするとき、文化や宗教などの違いからさまざまな困難が生じます。イスラム教徒が日本の生活においても「自分らしく」ふるまえることを支えるため、という視点から日本語を教えることを考えたとき、教室活動の目標はどんなものになるでしょうか。福岡市で、文化庁委託事業「生活者としての外国人」のための日本語教育事業を受託し設置された教室の事例からお伝えします。NPO多文化共生プロジェクト代表の深江先生によるコラムです。...


日本語教師になろう!―ビジネスパーソンに教えるために必要なことは?

日本語教師になろう!―ビジネスパーソンに教えるために必要なことは?

一口に日本語学習者と言っても、日本語学校、専門学校、大学の留学生もいれば、企業の外国人社員もいます。つまり日本語教師が教える相手はさまざま。日本語教師を目指す方の中には、自分の社会経験を活かしてビジネスパーソンに教えたいと考える方もいるでしょう。養成講座を終えた後、ビジネスパーソンに教えたい場合はどうしたらいいのでしょうか。今回はビジネスパーソンへの日本語指導について、仕事の見つけ方、指導内容、求められること等をご紹介します。(仲山...