日本語教師

日本語ジャーナル(通称:NJ)は、外国人に日本語を教える「日本語教育」に役立つサイトです。日本語教師や学習者のリアルな姿、日本語の教え方のノウハウ、検定試験や最新の本の情報、知っておきたい法律や行政の動きなど、幅広くかつ分かりやすくお伝えします。


日本語教師プロファイル石原えつこさん―私たちの仕事は日本の未来に希望を作る仕事

日本語教師プロファイル石原えつこさん―私たちの仕事は日本の未来に希望を作る仕事
2024年12月の「日本語教師プロファイル」は、武蔵野大学非常勤講師の石原えつこさんにお話を伺いました。長くシンガポールで日本語教育に携わっていた石原さんの経歴や活動についてはご存じの方も多いかと思います。今回は今まであまりお話されていなかったという日本語教師になったばかりの頃やシンガポールでの経験についてもお話しいただきました。これから日本語教育を目指す方へのメッセージも是非お読みください。

日本語教師プロファイル神 恵介さん―日本語教師は面白くて“濃い”仕事です

日本語教師プロファイル神 恵介さん―日本語教師は面白くて“濃い”仕事です
今回「日本語教師プロファイル」にご登場いただくのは、日本語学校「新世界語学院」の校長であり教務主任でもある神恵介さんです。日本語教師になった経緯から、これまでのあゆみ、そして校長として目指すビジョンについてお話しいただきました。さらに、ロングヘアーに髭という日本語教師らしからぬ見た目(すみません!)についてもお聞きしてしまいました。

今後の日本語教育を見据えたカリキュラムのつくり方②ーコースフレームワークとモジュールボックス

今後の日本語教育を見据えたカリキュラムのつくり方②ーコースフレームワークとモジュールボックス
カリキュラムを一から構想するとき、具体的にどこから手をつければいいでしょうか。カリキュラム編成の考え方はわかったけれども、作業手順がわからない、ということもあるでしょう。そういう場合にぴったりの方法が「令和45年度 文化庁委託「日本語教育の参照枠」を活用した教育モデル開発事業【留学分野】」で日本語教育振興協会チームによって開発された「コースフレームワーク」と「モジュールボックス」というツールを利用する方法です。具体的な使い方を見ていきましょう。(竹田悦子・内田さつき/コミュニカ学院)

今後の日本語教育を見据えたカリキュラムのつくり方①-「日本語教育の参照枠」を手がかりに

今後の日本語教育を見据えたカリキュラムのつくり方①-「日本語教育の参照枠」を手がかりに</strong>
現在、認定日本語教育機関の申請を控え、「日本語教育の参照枠」に沿ったカリキュラム編成と言われても、どこからどう手をつければよいのか不安に感じていらっしゃる先生方も多いのではないでしょうか。教務主任や専任教員としての経験はあっても、これまで、前任者から受け継いだカリキュラムを、若干の手直しだけでほぼ踏襲してきたという場合や、新規校の主任を引き受けることになった場合など、自分で一から新たなカリキュラムを立てた経験がなく、途方に暮れている方もあるかもしれません。そんな先生方の心が少しでも軽くなるように、どこから始めればいいのか手がかりがつかめるように、いくつかの点から考えてみたいと思います。  (竹田悦子・内田さつき/コミュニカ学院)

日本語教師プロファイル田中くみさんー自分の強みを活かして自分に合った働き方を

日本語教師プロファイル田中くみさんー自分の強みを活かして自分に合った働き方を
今回「日本語教師プロファイル」でインタビューさせていただいた田中くみさんは、Language Plus Oneの代表として、日本語教育のみならず、キャリア教育や外国人への就職支援にも取り組んでいます。最近では学習アドバイザーの資格も取られたそうです。これからの働き方として、特定の組織に属さないフリーランスを考えている方に参考になるのではないでしょうか。

ベトナムにルーツを持つ子どもたちが気づかせてくれたこと―多様な言語・文化的背景を持つ子どもたちとともに学ぶ、これからの学校(2)

ベトナムにルーツを持つ子どもたちが気づかせてくれたこと―多様な言語・文化的背景を持つ子どもたちとともに学ぶ、これからの学校(2)

日本語も日本文化もわからないまま、家庭の事情等で来日し、日本の学校に通う子どもたち。その学習にはさまざまな支援が必要です。子どもたちの気持ちに寄り添い、試行錯誤を続ける近藤美佳さんの記事、後編です。


新装開店! 凡人社書店にお邪魔しました

新装開店! 凡人社書店にお邪魔しました
日本語教育の専門書店である、日本語の凡人社。東京千代田区麹町と大阪に店舗があります。ちなみに麹町店はこれまで月・水・金の12時から18時まで開店していましたが、10月1日から平日の月・火・水・木・金の営業となりました(土・日・祝休み)。また、大阪店はリニューアルオープンのため当面の間、休業とのことです。今回は改装した凡人社麹町書店に伺って、お話を聞いてきました。

登録日本語教員の経過措置に係る経験者講習

登録日本語教員の経過措置に係る経験者講習
20241015日から、登録日本語教員の経過措置講習に係る経験者講習が始まります。経過措置の対象になる方はルートによっては修了が必須となる講習ですが、それ以外の方も受講は可能です。文部科学省から発表になった内容を、わかりやすくお伝えします。

日本語教師プロファイル住田哲郎さんー自分で考え判断できる学生を育てる

日本語教師プロファイル住田哲郎さんー自分で考え判断できる学生を育てる
今回の「日本語教師プロファイル」では京都精華大学で教鞭を取られている住田哲郎さんにインタビューをお願いしました。京都精華大学といえば、日本で唯一マンガ学部があり、留学生にも人気の芸術系大学です。日本語教育にマンガを取り入れる実践について興味深いお話を伺うことができました。またこれから日本語教育を目指す人へのメッセージもいただきました(写真向かって左から2人目が住田さん)。

ベトナムにルーツを持つ子どもたちが気づかせてくれたこと―多様な言語・文化的背景を持つ子どもたちとともに学ぶ、これからの学校(1)

ベトナムにルーツを持つ子どもたちが気づかせてくれたこと―多様な言語・文化的背景を持つ子どもたちとともに学ぶ、これからの学校(1)
国内の小中学校では外国籍、外国にルーツを持つ子どもたちが増え続けています。子どもたちへの日本語教育の重要性がようやく注目され、母語・母文化継承についても少しずつ認識されるようになってきました。

日本語教師プロファイル吉田知恵さん―日本語教育に演劇や歌を取り入れた活動を続けていきたい

日本語教師プロファイル吉田知恵さん―日本語教育に演劇や歌を取り入れた活動を続けていきたい
今回の「日本語教師プロファイル」ではJICAでの活動を終え、派遣先のインドから帰られたばかりの吉田知恵さんにお話を伺いました。吉田さんは元々演劇を学び、役者として活動、ミュージックスクールのインストラクターも務めていたという異色の経歴をお持ちの日本語教師です。サモア、インドネシア、ラオス、モロッコ、エジプト、そして今回のインドと各地に滞在した経験を活き活きと語ってくださいました。

2024年9月・10月 日本語教師のためのセミナー情報

2024年9月・10月 日本語教師のためのセミナー情報
8月は地震が来たり、台風が来たりとなかなかしんどい状況が続いていますね。これを機に災害時の対応を授業に組み込んだりしている教師や学校も多いようです。学習者が日本でできるだけ安心して暮らせるように、日ごろから情報収集できるページなども伝えておきたいですね。2024年9月・10月のセミナー情報をお伝えします。

読むことをきっかけに、やりとりを深めてほしい―『「読む」から始める日本語会話ワークブック』著者インタビュー

読むことをきっかけに、やりとりを深めてほしい―『「読む」から始める日本語会話ワークブック』著者インタビュー
5月に発売した『「読む」から始める日本語会話ワークブック』。会話授業で使っていただける、テーマについて多角的な短いストーリーを三つ読んだ後で自分の考えを話したり、人と話をしたりするテキストです。今回はこのテキストの著者のお一人である吉川達さんに、テキストを作ったきっかけや作成過程などをお聞きしました。

日本語教師プロファイル岡宮美樹さん―「日本語」にこだわりすぎない日本語教師でいたい

日本語教師プロファイル岡宮美樹さん―「日本語」にこだわりすぎない日本語教師でいたい
今回「日本語教師プロファイル」でご紹介するのは長野県にお住いの岡宮美樹さんです。岡宮さんは長野工業高等専門学校の留学生に教えながら、長野県地域日本語教育コーディネーターや「にほんごプラス」の主催者としてもご活躍です。最近、草鞋を履き過ぎて忙しいとおっしゃる岡宮さんにこれまでのキャリアやこれからやりたいことについて伺いました。

日本語教師プロファイル北琢磨さんー人との関りを大切に、言語の楽しさを知って

日本語教師プロファイル北琢磨さんー人との関りを大切に、言語の楽しさを知って
今回の日本語教師プロファイルでは、東京両国にある「東京明生日本語学院」の学院長であり、日本語教師養成講座1 も担当されている北琢磨さんにインタビューさせていただきました。北さんと言えばX(旧Twitter)やYouTubeでご存じの方もいらっしゃるかと思います。日本語教育、とくに日本語学校をとりまく状況が大きく変わる2024年、日本語学校の当事者としてどのように考え、進めていらっしゃるのか興味深くお話を伺いました。 

日本語教師プロファイル横山りえこさん日本語教育にユニバーサルデザインを

日本語教師プロファイル横山りえこさん日本語教育にユニバーサルデザインを
今回「日本語教師プロファイル」でご紹介するのは愛知県在住の横山りえこさんです。横山さんは現在、早稲田大学大学院日本語教育研究科の博士後期課程に籍を置きつつ、大学の非常勤講師、愛知・岐阜両県の地域日本語教育コーディネーター、支援教育専門士としてもご活躍中です。現在取り組んでいる研究に至るまでの歩みとその活動についてお話を伺いました。

「日本語教育機関認定法 よくある質問集(令和6年4月18日公開版)」を読む

「日本語教育機関認定法 よくある質問集(令和6年4月18日公開版)」を読む
「日本語教育機関認定法 よくある質問集」は、文化庁によって日本語教育の所管が行われていた時から改定が重ねられてきたものです。今回の改定版によりQA233にも及ぶ、大変充実した「質問集」になりました。この「質問集」の中から、新しく更新された情報を中心にピックアップしてみます。

日本語教師プロファイル京谷麻矢さん―言語マイノリティのサポートを目指して

日本語教師プロファイル京谷麻矢さん―言語マイノリティのサポートを目指して
今回の「日本語教師プロファイル」では京都府にお住いの京谷麻矢さんをご紹介します。京谷さんは現在、大学で留学生に日本語を教える傍ら、中途失聴や難聴の方のための要約筆記者の仕事、そして会話パートナーとして失語症者のサポートをされています。日本語教育での歩みとともに、要約筆記をするに至った経緯や、現在の活動、更には今後の展望までお話を伺いました。

登録日本語教員や日本語教員試験に関するご質問にお答えします 第2回:勉強法について

登録日本語教員や日本語教員試験に関するご質問にお答えします 第2回:勉強法について
 先日、編集部から「登録日本語教員や日本語教員試験に関する質問」を募集したところ、皆様から非常にたくさんのご質問が寄せられました。ここで皆様から寄せられたご質問について、これまで公表されている各種資料を基に、個人的な見解を可能な範囲でお答えしたいと思います。文化庁等には確認をしておりませんのでご注意ください。実際にはケースバイケースの可能性もあると思われますので、あくまで参考意見の一つとして聞いていただければと存じます。