2020年 10月 01日
日本語教師の求人への応募から採用まで
日本語学校は春・秋の年2学期制または年4学期制を取っているところが多いため、10月から新学期が始まります。しかし、今年は新型コロナの影響でカリキュラムが変則的・流動的になっている学校もあります。日本語教育能力検定試験が終わったら日本語を教え始めてみたいと思っている方もいらっしゃると思います。ここでは日本語教師の求人情報の見つけ方から採用までの道のりを解説します。(編集部)...
日本語ジャーナル(通称:NJ)は、外国人に日本語を教える「日本語教育」に役立つサイトです。日本語教師や学習者のリアルな姿、日本語の教え方のノウハウ、検定試験や最新の本の情報、知っておきたい法律や行政の動きなど、幅広くかつ分かりやすくお伝えします。
日本語学校は春・秋の年2学期制または年4学期制を取っているところが多いため、10月から新学期が始まります。しかし、今年は新型コロナの影響でカリキュラムが変則的・流動的になっている学校もあります。日本語教育能力検定試験が終わったら日本語を教え始めてみたいと思っている方もいらっしゃると思います。ここでは日本語教師の求人情報の見つけ方から採用までの道のりを解説します。(編集部)...
コロナ禍でいろいろな物事の先行きが見えにくい時代になっています。しかし、そんな中だからこそ、積極的な情報発信や日本語教師のネットワークがますます大切になっています。今回は「むらログ...
私たちが母語を習得し、自由に読んだり書いたりできるようになるまでには、家づくりと同様に、目には見えない土台づくりの期間があります。就学前の子どもたちに目を向けると、そのことがよく分かります。クレヨンをにぎって夢中で塗り絵をしたり、ハサミやのりを使って工作したり、お友だちとごっこ遊びをしたり......。一見すると日本語教育とは何の関係もないように思えますが、こうした積み重ねが指先の巧緻性やコミュニケーション能力の発達につながり、やがては「読む・書く・話す・聞く」という言葉の活動を支える土台となるのです。...
日本語を学ぶ目的やペースは人によってさまざまです。中には、自分の意志とは関係なく日本語を習得する必要に迫られる人たちもいます。例えば、家族の仕事などの都合で来日した子どもたちです。滞在が中長期にわたる場合、学校の定期テストや入学試験、就職活動をこなすほどの日本語力を、かなりの短期間で習得しなければなりません。今回ご紹介する教材は、そのような状況にある中学生の日本語学習者たちに寄り添う現場から生み出されたものです。...
私たちが行いたいと思い、かつ在住外国人が求めているのは、どのような支援でしょうか。「日本語」ボランティアや「日本語」教師ということばが示すように、どうしても私たちの活動は日本語を教えることから切り離しにくくなっています。しかし、共生が生活から切り離して考えられないとき、私たちは、一度、日本語を教えることを脇に置き、在住外国人の生活支援とは?という問いに向き合う必要があります。NPO多文化共生プロジェクト代表の深江先生によるコラムです。...
今、非常に注目されている職業、「日本語教師」。「年齢に関係なく働ける」「今までの人生が強みになる」「自分らしいワークスタイルを選べる」――第二の人生に日本語教師を目指す方も増えています。定年目前で会社を辞めて、3年間タイで日本語を教え、現在は帰国して日本語教師として活躍している仲野睦子さんに、タイでの生活や現在の仕事について伺います。...
日本語教師の仕事は日本語学校などの教育機関で教えるだけではありません。今回はフリーランスの日本語教師として外国人学習者に日本語を教える傍ら、自ら「やさしいコミュニケーション協会」という一般社団法人を立ち上げ、医療現場における「やさしい日本語」の普及活動などを行っている黒田友子さんにお話を伺いました。...
言葉を学ぶ時にも、教える時にも辞書は欠かせません。辞書と言えば『広辞苑』、『大辞林』のような分厚いものから三省堂の『新明解国語辞典』のように携帯できるものまで、形は様々です。『日本国語大辞典』という全14巻の大著もあれば、最近ではネット辞書しか使わないという人もいるでしょう。では現役の日本語教師の方々は実際にどのような辞書を使っているのでしょうか。また日本語教育に必須の辞書というのはあるのでしょうか。現役教師のお勧めの辞書をご紹介します。...
新型コロナウイルスが日本全国に広がる中、教育機関では授業をオンラインに切り替える動きが加速しています。日本語学校での実践については、以前に「緊急リポート―全校でオンライン授業を実施。新宿日本語学校の場合」でお伝えしましたが、今回は岐阜県・可児市で、地域の日本語支援活動にオンラインを活用している実践をご紹介します。活動している日本語教師の横山りえこさん(写真上中央)にお話を伺いました。(NJ編集部)...
一般財団法人国際教育文化交流協会(ISECE)が行う日本語アシスタント教師インターンシッププログラムは、アメリカでの日本語教育を現場レベルで体験できるプログラムです。このプログラムでアメリカ、オレゴン州ポートランドの高校と中学校でインターンシップを経験した榑林美紀さんが、現地で経験した日本語教育についてレポートします。...
日本語教師を目指している方やまだ経験の浅い日本語教師の方を応援するための本コラムもいよいよ今回が最終回です。最終回のテーマはフリーランス日本語教師について。最近とみに耳にするようになったフリーランス日本語教師ですが、そもそも「フリーランス」ってどういうこと? 非常勤講師とは何が違うの? 仕事はどうやって見つけるの? など様々な疑問があるのではないでしょうか。数年前にフリーランスとなった私が、フリーランスならではの大変さ、楽しさ、心構えなどについて詳しくご紹介します。...
日本語教師になるからには、一度は海外で教えてみたい! または、海外で仕事をするために日本語教師を目指した! という人もいるのではないでしょうか。でも、どうやったら海外で教えられるの? 経験は必要? 収入は? ビザは? わからないことも多いですよね。今回は海外で日本語を教えようとしたとき、どんなケースが考えられるのか、その際の注意点などについてご紹介しましょう。さらに実際の海外経験者の方のアドバイスもお届けします。...
イスラム教徒が日本で「自分らしく」生活しようとするとき、文化や宗教などの違いからさまざまな困難が生じます。イスラム教徒が日本の生活においても「自分らしく」ふるまえることを支えるため、という視点から日本語を教えることを考えたとき、教室活動の目標はどんなものになるでしょうか。福岡市で、文化庁委託事業「生活者としての外国人」のための日本語教育事業を受託し設置された教室の事例からお伝えします。NPO多文化共生プロジェクト代表の深江先生によるコラムです。...
一口に日本語学習者と言っても、日本語学校、専門学校、大学の留学生もいれば、企業の外国人社員もいます。つまり日本語教師が教える相手はさまざま。日本語教師を目指す方の中には、自分の社会経験を活かしてビジネスパーソンに教えたいと考える方もいるでしょう。養成講座を終えた後、ビジネスパーソンに教えたい場合はどうしたらいいのでしょうか。今回はビジネスパーソンへの日本語指導について、仕事の見つけ方、指導内容、求められること等をご紹介します。(仲山...
昨年6月に渡豪、7月からは8〜12年生(中学2年生〜高校3年生)までの授業を担当していた黒沢...
今、注目の仕事、日本語教師。養成講座を終えたり、日本語教育能力検定試験に合格したのち、日本語学校で教えることになったら、どんな生活が待っているのでしょうか。日本語教師の「たまご先生」(現在養成講座、通信講座で勉強中の方や、教え始めて間もない方)のために、今回はベールに包まれた日本語学校の世界をご紹介します。(仲山...
外国人に日本語を教える日本語教師という仕事に益々関心が高まっている昨今。しかし、どのような場所で教え、どのような働き方があるのか、その実情については案外知られていないのではないでしょうか。ここでは日本語教師の「たまご先生」(養成講座、通信講座で勉強中の方や、日本語教師になって間もない方)のために、なかなか知ることのできない日本語業界の実態を「ぶっちゃけ」を交えてご紹介します。今回は日本語学校で教える場合、学校の選び方についてです。(仲山...
日本語教育能力検定試験の結果が発表になり、これからいよいよ日本語を教え始めるという方も多いと思います。また、教える場として日本語学校を選ばれる方も多いと思います。日本語学校に採用してもらいたいと思った場合、採用時に採用側は応募者のどのようなところを見ているのでしょうか。日本語学校大手の一つ、KCP地球市民日本語学校の康京子専務理事をお訪ねしました。(NJ編集部)...