2022年 12月 08日
地域の教室における日本語教師の授業の役割とは
2022年11月9日の日本経済新聞(日刊)の一面、トップで地域日本語教育について報じられました。報道を通して、外国人労働者が全国で増加している中、日本語を学ぶ機会となる日本語教室が不足している現状が浮き彫りになりました。その地域の日本語教育の現場で、日本語教師はどのような役割を担えるでしょうか。(深江新太郎/NPO多文化共生プロジェクト)...
日本語ジャーナル(通称:NJ)は、外国人に日本語を教える「日本語教育」に役立つサイトです。日本語教師や学習者のリアルな姿、日本語の教え方のノウハウ、検定試験や最新の本の情報、知っておきたい法律や行政の動きなど、幅広くかつ分かりやすくお伝えします。
2022年11月9日の日本経済新聞(日刊)の一面、トップで地域日本語教育について報じられました。報道を通して、外国人労働者が全国で増加している中、日本語を学ぶ機会となる日本語教室が不足している現状が浮き彫りになりました。その地域の日本語教育の現場で、日本語教師はどのような役割を担えるでしょうか。(深江新太郎/NPO多文化共生プロジェクト)...
皆さんが日本語を教えている学習者はどこから来ていますか。学習者の出身国、出身地域についてどれぐらい知っていますか。日本語や日本文化を教えるだけでなく、学習者の国や文化にも関心を持ち、少しでも知っておくと、思いがけない会話のきっかけになったり、学習者の考え方を知る手掛かりになったりすることもあるかもしれません。今回は台湾についてご紹介します!...
文化庁で2022年5月31日から月1回程度のペースで開催されている「日本語教育の質の維持向上の仕組みに関する有識者会議」は、日本語教師の国家資格の法制化に向けた詳細を検討する有識者会議です。2020年~2021年に「日本語教師の資格に関する調査研究協力者会議」が取りまとめた「日本語教育の推進のための仕組みについて(報告)」をベースとしながら、日本語教員の国家資格などについて具体的な検討を進めています。...
この度、アルクからついに介護の日本語に関するテキストが発売されました!『人とつながる 介護の日本語』は介護の現場で働いている、また、介護の仕事に就きたいと思っている日本語学習者のための介護の日本語テキストです。この本で最も大切にしているのは「人とつながるためのことば」です。外国人介護人材が、働く現場で最も求められることは、利用者や同僚との円滑なコミュニケーションです。日本語総合テキスト『できる日本語』のエッセンスを取り入れた本書は、介護現場で必要な日本語を実践的に学習することができます。...
日本語教師にわからない日本語なんて……ある!この記事では、NJ編集者(妙齢)が「よく見るけど実はよくわかっていない」「今さら誰かに聞けない」流行語にあらためて向かい合ってみたいと思います。流行語=言葉の乱れ……などと思わず、日本語の奥深さや面白さを見つめるきっかけにしてください。...
第1回では、コーチングとティーチングについてお話ししましたが、今回は具体的に学習者と日本語教師を対象に、どのようなときにコーチングを行うと効果的なのかについて、そして、コーチングを行う際の最も基本となる傾聴についてお話しします。(伊藤奈津美/早稲田大学 日本語教育研究センター 准教授)...
文化庁から、令和3年度「国語に関する世論調査」の結果が発表になりました。日本語やコミュニケーション、ローマ字表記に関する意識、気になる言葉や日本語の変化などについて、今の日本人が日本語についてどのように考え、使っているか、興味深い調査結果が出ています。...
皆さんが日本語を教えている学習者はどこから来ていますか。学習者の出身国、出身地域についてどれぐらい知っていますか。日本語や日本文化を教えるだけでなく、学習者の国や文化にも関心を持ち、少しでも知っておくと、思いがけない会話のきっかけになったり、学習者の考え方を知る手掛かりになったりすることもあるかもしれません。今回はインドネシアについてご紹介します!...
文化庁で2022年5月31日から月1回程度のペースで開催されている「日本語教育の質の維持向上の仕組みに関する有識者会議」は、日本語教師の国家資格の法制化に向けた詳細を検討する有識者会議です。2020年~2021年に「日本語教師の資格に関する調査研究協力者会議」が取りまとめた「日本語教育の推進のための仕組みについて(報告)」をベースとしながら、日本語教員の国家資格などについて具体的な検討を進めています。...
2022年10月7日、福岡県直方市が、2年間の制度設計を経て企業出資に基づいた教室を2クラス、開講しました。授業を行うのは日本語教師です。週1回90分の授業で、目標は生活に必要な日本語の学習を軸として3年間でN3程度のコミュニケ―ション能力を育成することです。(NPO多文化共生プロジェクト...
日本語教師のみなさんは「コーチング」と聞くと何を思い浮かべますか。「難しそう」とか「企業でやっているやつだから、関係ない」とか思っていませんか。実はコーチングは教育現場でも大いに力を発揮します。この連載では、学習者の目標達成や成長を促すコーチングの基本を知り、それをどのように日本語教育の現場に生かせるのか、解説していきたいと思います。第1回では、コーチングとは何か、ティーチングとはどう違うのか、ティーチングとコーチングにはそれぞれどんな利点があり、どんな場面で使えるのか、などについてお話しします。(伊藤奈津美/早稲田大学 日本語教育研究センター 准教授)...
日本語教師にわからない日本語なんて……ある! この記事では、NJ編集者(妙齢)が「よく見るけど実はよくわかっていない」「今さら誰かに聞けない」流行語にあらためて向かい合ってみたいと思います。流行語=言葉の乱れ……などと思わず、日本語の奥深さや面白さを見つめるきっかけにしてください。...
今回お話を伺ったのは、武蔵野大学グローバル学部日本語コミュニケーション学科准教授の藤本かおるさんです。藤本さんといえば、日本語教育分野でのICT活用の第一人者であり、コロナ禍で急遽始まったオンライン授業のために、藤本さんの研修を受けた方もいらっしゃるかもしれません。このインタビューでは、ICTについてだけでなく、日本語教師となった経緯や、趣味のこと、そして今後の展望、日本語教師へのアドバイス等、大変興味深く、示唆に富むお話をお聞きすることができました。...
著作権の専門家として日々実務に携わり、日本語教師向けの著作権セミナーも積極的に行っている我妻潤子さんのコラムシリーズ。最終回である今回は「授業に役立てる!著作権」と題して、教材作成時や授業を行うときのための、より実践的な著作権の考え方について解説していただきました。...
文化庁で2022年5月31日から月1回程度のペースで開催されている「日本語教育の質の維持向上の仕組みに関する有識者会議」は、日本語教師の国家資格の法制化に向けた詳細を検討する有識者会議です。2020年~2021年に「日本語教師の資格に関する調査研究協力者会議」が取りまとめた「日本語教育の推進のための仕組みについて(報告)」をベースとしながら、日本語教員の国家資格などについて具体的な検討を進めています。...
地域日本語教育に関連した情報を一元化して届けたい……その共通の思いからアルク、凡人社、NPO多文化共生プロジェクトの3者で協力して立ち上げたのがWEBサイト「地域日本語どっとねっと」です。この記事では「地域日本語どっとねっと」についてご紹介します。(編集部)...
日本語教育能力検定試験の試験日が目前に迫ってきました。日本語ジャーナルでは、令和4年度からの新出題範囲について、解説記事を連載してきましたが、それらを一括でチェックできるようにまとめました。新しい出題範囲については不安なことも多いと思いますが、少しでも多く知識を付けて試験に臨んでいただければと思います。(編集部)...
書店の日本語教育コーナーに行けばたくさん並んでいる初級日本語総合テキスト。このシリーズでは日本で働き、生活する人のための初級日本語テキスト『アクセス日本語』(アルク)を例に、毎日の授業で活かせる小さな工夫をまとめています。最終回の今回は「応用練習」です。...
「特定非営利活動法人YYJ・ゆるくてやさしい日本語のなかまたち」は、毎週のように開催されるオンラインイベントなどを通して日本語教師を支援し、教師同士や教師と市民をつなぐ活動を行っています。2022年11月で設立3周年を迎えるこの機に、大隅紀子さん(理事長)、奥村三菜子さん(副理事長)、眞鍋雅子さん(副理事長)の3名に、これまでの活動と今後の展望について伺いました。...