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情報発信のWEBサイト「地域日本語どっとねっと」始動

地域日本語教育に関連した情報を一元化して届けたい……その共通の思いからアルク、凡人社、NPO多文化共生プロジェクトの3者で協力して立ち上げたのがWEBサイト「地域日本語どっとねっと」です。この記事では「地域日本語どっとねっと」についてご紹介します。(編集部)

「地域日本語どっとねっと」で発信すること

全国にある地域日本語教室に携わる方、地域日本語教育に関心のある方に向けた記事を随時更新していくのが「地域日本語どっとねっと」です。私たちは、「ほかの教室では、どんな活動をしているのか」「教室の立ち上げをしたいが、なにから始めるべきか」「どんな教材が教室に合いそうか」「地域日本語教育に関する施策やセミナーの情報」など、地域日本語教育に携わる人が知りたい様々な情報をキャッチできる「場所」を作りたいと考えました。

そして現在、以下の4つのカテゴリーに分けて記事を更新しています。

「全国の日本語教室の活動紹介」

地域日本語教室は、それぞれの教室で立ち上げの経緯・歴史があり、学習者のニーズに合わせて創意工夫して運営されているかと思います。しかし、ほかの日本語教室がどのような特徴を持って運営されているのか、どのような活動をしているのか、教材はどんなものを使っているのか、など知る機会は少ないのではないでしょうか。

このカテゴリーでは日本全国の日本語教室から、教室や活動についての情報をお寄せいただいています。運営方針、学習者の特徴、使用教材、活動日程、その地域ならではの話……など、ほかの教室のことを知ることで、今携わっている教室の運営にも役立つかもしれません。

https://chiikinihongo.net/index.php/category/classroom/

「地域の日本語教室の運営」

地域日本語教室の運営について、様々な視点で見ていきます。現在あがっている記事は、自治体と企業が協力して立ち上げた日本語教室について、その手順や考え方、自治体の方へのインタビューなどの内容となっています。これからも地域日本語教室の運営について、具体的に役立つような内容でお届けする予定です。

https://chiikinihongo.net/index.php/category/management/

「地域日本語教育で役立つ教材紹介」

書店には「地域日本語教室向け」とすぐ分かる教材もあれば、日本語学校向けだけれども使いようによっては日本語教室に向いている教材もあります。なかなか、たくさんある教材の中からどれが自分がいる教室に向いているか判断するのは難しいのではないでしょうか。このカテゴリーでは日本語専門書店の書店員が、地域日本語教室で使える教材をピックアップし、内容やおすすめポイントを紹介しています。ぜひ、活動する教室や学習者に合いそうな教材を見つけてみてください。

https://chiikinihongo.net/index.php/category/teaching-materials/

施策、セミナー、求人の情報」

様々な場所に掲載されている地域日本語教育関連の施策・セミナーなど、自分だけで毎回探すのは大変ですので、こちらで随時情報を得られるようにと考えています。定期的に覗いていただければ、教室の運営や支援者としてのスキルアップに役立つセミナーなどの情報が漏れなく得られるはずです。

https://chiikinihongo.net/index.php/category/information/

立ち上げて間もないサイトですが、これから試行錯誤して、地域日本語教育に役立つ情報を幅広く発信し、成長していきたいと考えています。アルクや凡人社のTwitter 、メルマガ、Facebookでも更新情報をお伝えしていきますので、どうぞよろしくお願いいたします。

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