2022年 09月 22日
多文化共生のまちづくりに関わる人を増やしていくために
地方自治体を中心にした地域日本語教育の体制整備が進められる中、担当する自治体職員の取り組みが事業全体に大きな影響を与えるようになりました。そこで、2020年度より日本語教室の運営に携わり、現在、様々な機会にその取り組みの紹介を依頼される福岡県古賀市の渋田典子さん(まちづくり推進課...
日本語ジャーナル(通称:NJ)は、外国人に日本語を教える「日本語教育」に役立つサイトです。日本語教師や学習者のリアルな姿、日本語の教え方のノウハウ、検定試験や最新の本の情報、知っておきたい法律や行政の動きなど、幅広くかつ分かりやすくお伝えします。
地方自治体を中心にした地域日本語教育の体制整備が進められる中、担当する自治体職員の取り組みが事業全体に大きな影響を与えるようになりました。そこで、2020年度より日本語教室の運営に携わり、現在、様々な機会にその取り組みの紹介を依頼される福岡県古賀市の渋田典子さん(まちづくり推進課...
令和4年度日本語教育能力検定試験は2022年10月23日(日)に行われます。試験本番まで残すところ約1カ月となりました。受験される皆さんは、準備は順調に進んでいますか? ここでは令和4年度の日本語教育能力検定試験の出題範囲に新しく追加された項目を中心に解説していきます。...
日本に住む外国ルーツの子どもたちの中には、日本の小中高校に通わず、ブラジル人学校やインド人学校など、外国人学校と呼ばれる学校に通う子もいます。しかし、外国人学校の実態は私たち日本語教師にもあまり知られていないのではないでしょうか。今回、2003年に静岡県浜松市に開校し、来年で20周年を迎えるという南米系の外国人学校ムンド・デ・アレグリアの松本雅美校長にお話を伺うことができました。...
10月の日本語教育能力検定試験まであと少しとなりました。「記述式問題」は試験Ⅲの最後にある問題です。記述式問題で高得点を取るための解答のコツを知りたい、またどのように準備しておいたらいいのか知りたい、という方のために、今回は記述式問題の解答法、注意点、対策などについて考えてみたいと思います。(編集部)...
令和4年度日本語教育能力検定試験は2022年10月23日(日)に行われます。試験本番まで残すところ1カ月程度となりました。受験される皆さんは、準備は順調に進んでいますか? ここでは令和4年度の日本語教育能力検定試験の出題範囲に新しく追加された項目を中心に解説していきます。...
授業のための教材を作っていると「著作権に触れていないのかな?」「どこまで使ってもいいのかな?」と悩むことがありますよね。「著作権オタク」を自認する我妻潤子さんのコラムシリーズ第2回は、著作権について誤解しがちなポイントについてご紹介いただきます。...
毎年10月に実施されている日本語教育能力検定試験(以下、検定試験)は、今年令和4年度(2022年)より新出題範囲による試験が始まります。それを前に、アルクから新出題範囲に準拠した『日本語教育能力検定試験 対策問題集』が8月30日発売となりました。合格をつかみ取るのに必要な実力養成のために本書をどのように活用できるか徹底解説します!...
日本語教師にわからない日本語なんて……ある! この記事では、NJ編集者(妙齢)が「よく見るけど実はよくわかっていない」「今さら誰かに聞けない」流行語にあらためて向かい合ってみたいと思います。流行語=言葉の乱れ……などと思わず、日本語の奥深さや面白さを見つめるきっかけにしてください。...
文化庁で2022年5月31日から月1回程度のペースで開催されている「日本語教育の質の維持向上の仕組みに関する有識者会議*1」は、日本語教師の国家資格の法制化に向けた詳細を検討する有識者会議です。2020年~2021年に「日本語教師の資格に関する調査研究協力者会議」が取りまとめた「日本語教育の推進のための仕組みについて(報告)」をベースとしながら、日本語教員の国家資格などについて具体的な検討を進めています。...
留学生だけでなくビジネスパーソンにも教えてみたいと思う日本語教師の方も多いのではないでしょうか。今回の「日本語教師プロファイル」では、キャリアの初めからビジネスパーソンや、その家族に日本語を教えてこられた白崎佐夜子さんをご紹介します。現在はジャパンオンラインスクールの講師として、主にビジネスライティングについて指導されているという白崎さんに、日本語教師としての歩みや大切にしていることなどを伺いました。...
2022年6月7日、「経済財政運営と改革の基本方針2022」(以下、「骨太の方針2022」)が閣議決定されました。その第3章では、「外国人材の受入れ・共生」という項目が立てられ、外国人との共生社会の実現に向けた取り組みとして、地域における日本語教育の体制づくり等があげられています。本コラムでは、「骨太の方針2022」を基に、これからの地域日本語教育を読み解きます。(深江新太郎/NPO多文化共生プロジェクト)...
令和4年度日本語教育能力検定試験は2022年10月23日(日)に行われます。出願期間は2022年8月1日(月)まで(当日消印有効)でした。受験される皆さんは、出願は無事済ませましたか? 出願してしまえば、後は本番までひたすら頑張るだけです。ここでは令和4年度の日本語教育能力検定試験の出題範囲に新しく追加された項目を中心に解説していきます。...
「著作権」と聞くと、気になるワードではあるけれど「なんだか難しくてよくわからない」と、ちょっとかまえてしまっている日本語教師の皆さんも多いのでは?日々、著作権関連の実務に携わり、日本語教師向けの著作権セミナーも積極的に行っている我妻潤子さんのコラム「日本語教師のためのよくわかる著作権」を3回シリーズでお届けします!...
日本語教師にわからない日本語なんて……ある!この記事では、NJ編集者(妙齢)が「よく見るけど実はよくわかっていない」「今さら誰かに聞けない」流行語にあらためて向かい合ってみたいと思います。流行語=言葉の乱れ……などと思わず、日本語の奥深さや面白さを見つめるきっかけにしてください。...
日本語能力試験対策授業の経験が浅い方に向けてのコラム第2弾です。前回は、まず日本語能力試験(JLPT)というものが、どんな特徴を持っているのか、求められているのは何かについて説明しました。JLPTの目的は「課題遂行のための言語コミュニケーション能力を測る」ことです。ですからコミュニケーション中心型の教科書を使うと合格できないというのは誤解で、むしろ場面や文脈が理解できる方が試験にも強いということを書きました。今回のコラムでは、JLPTの文法問題について、少し詳しく内容と対策を紹介していきたいと思います。...
文化庁で2022年5月31日および6月30日に開催された「日本語教育の質の維持向上の仕組みに関する有識者会議*1」は、日本語教師の国家資格の法制化に向けた詳細を検討する有識者会議です。2020年~2021年に「日本語教師の資格に関する調査研究協力者会議」が取りまとめた「日本語教育の推進のための仕組みについて(報告)」をベースとしながらも、日本語教員の国家資格などについて具体的な検討が始まろうとしています。...
今回の「日本語教師プロファイル」にご登場いただくのは、歌う日本語教師として知られるヴィヴィアン先生こと、下郡麻子さんです。日本語を教える際に大事にしている姿勢や、歌を通して日本語を伝える授業、これからやって行きたいこと、そしてずっと続けているゴスペルグループでの活動についても、大変示唆に富むお話をお聞きすることができました。...
「文型導入⇒基本練習⇒応用練習」と進める初級日本語クラスの授業。形通りやるのが鉄則と思われがちな基本練習もちょっとした工夫で変化をつけることができます。前回に引き続き、日本で働く人、生活する人のための初級日本語テキスト『アクセス日本語』(アルク)を例に、初級では欠かせないドリル練習の使い方をご紹介します!...
令和4年度日本語教育能力検定試験は2022年10月23日(日)に行われます。2022年7月4日(月)から出願受付も始まりました。出願期間は2022年8月1日(月)まで(当日消印有効)です。受験される方は早めに出願を済ませましょう。ここでは令和4年度の日本語教育能力検定試験の出題範囲に新しく追加された項目を中心に解説していきます。...
駅、役所、図書館、病院など住民のための施設では、多言語によるサービスや、漢字にフリガナをつけたり、難しい言葉を分かりやすく言い換えたりする「やさしい日本語」での対応が増えてきました。『入門・やさしい日本語』(アスク出版)の著者であり、早くからやさしい日本語の普及に取り組んできた吉開章さんにお話を伺いました。...