日本語ジャーナル(通称:NJ)は、外国人に日本語を教える「日本語教育」に役立つサイトです。日本語教師や学習者のリアルな姿、日本語の教え方のノウハウ、検定試験や最新の本の情報、知っておきたい法律や行政の動きなど、幅広くかつ分かりやすくお伝えします。


【速報】2021年3月から国際交流基金日本語基礎テスト(JFT-Basic)を日本国内でも実施

【速報】2021年3月から国際交流基金日本語基礎テスト(JFT-Basic)を日本国内でも実施

日本語基礎テスト(JFT-Basic)は、2019年4月に新設された「特定技能」の在留資格を取得するための必須要件となっている日本語の試験です。これまでは海外のみで実施されてきましたが、2021年3月から日本国内でも実施されることが発表されました。「特定技能」ビザで日本での就労を目指す外国人にとっては、受験の機会が増えることになります。また日本語教師にとっては、今後この試験の対策を学習者から求められることがあるかもしれません。(編集部)...


日本語教師プロファイル大隅紀子さん―日本語教師に学びとつながりの場を

日本語教師プロファイル大隅紀子さん―日本語教師に学びとつながりの場を

今回ご紹介する日本語教師は大学の非常勤講師であり、NPO法人「YYJ・ゆるくてやさしい日本語のなかまたち」の代表理事でもある大隅紀子さんです。ZOOMを使ったオンライン授業やハイブリッドイベントのサポートもしていらっしゃるので、2020年に大隅さんにお世話になった方も多いのではないでしょうか。大隅さんに日本語教師としてのこれまでの歩みや、現在の活動、オンライン授業についてお話を伺いました。...


日本語教師を目指す人に読んでほしい一冊―『外国にルーツを持つ女性たち~彼女たちの「こころの声」を聴こう!』

日本語教師を目指す人に読んでほしい一冊―『外国にルーツを持つ女性たち~彼女たちの「こころの声」を聴こう!』

今春から日本語教師養成講座に通い始める方や、日本語教師になるための勉強を始める方も多いと思います。日本語教師になるために必要な知識・技術はたくさんあります。しかしその前に、目の前の学習者と向き合う姿勢や寄り添う態度について、改めて見つめ直してみませんか。この度出版された『外国にルーツを持つ女性たち~彼女たちの「こころの声」を聴こう!』(ココ出版)は、これから日本語教師を目指す人はもちろん、既に日本語を教えている人にもお勧めしたい一冊です。著者の嶋田和子さんにお話を聞きました。...


これからの日本語教師の生き方を考える―withコロナの時代に②

これからの日本語教師の生き方を考える―withコロナの時代に②

2021年は日本語教育界にとってどんな年になっていくのでしょうか。まだ誰も見通すことはできません。入国する学生の減少から日本語学校や、留学生に頼っている専門学校、大学は今後厳しい状況に陥っていくでしょう。企業の業績が悪化すれば日本語研修費の削減ということも起こりかねません。しかし2020年に一気に進んだオンライン化によって、世界中の学習者とコンタクトできることが分かり新しい道が広がったとも言えます。こんな時代に日本語教師は何を指針としていけばよいのか、前回に続き座談会形式で4人の日本語教師の方に話していただきました。...


私たちの2020年を振り返る―withコロナの時代に①

私たちの2020年を振り返る―withコロナの時代に①

2020年の日本語教育界は他の業界と同様にコロナの影響を大きく受けました。対面での授業が継続できなくなったり、学習者が入国できずクラス数が減少したりしました。また、好むと好まざるとにかかわらずオンライン化の波に飲み込まれた年だとも言えるでしょう。そこで今日はそれぞれ違う立場で日本語を教えている4人の日本語教師の方に座談会形式でこの1年を振り返っていただきました。(この座談会はZOOMを使用して行われました。)...


第2回ザビエル杯日本語スピーチコンテスト

第2回ザビエル杯日本語スピーチコンテスト

上智大学ソフィア会が主催する第2回ザビエル杯日本語スピーチコンテストが、2020年12月5日(土)に開催されました。今年はコロナ禍の影響でリモートでウェビナーを利用して広く皆さんに視聴していただく形式となりましたが、さまざまな大学から参加した留学生が、熱のこもったスピーチを披露しました。(編集部)...


日本語教師が読んですっきり分かる英語の本~『なぜ、英語では「虹は出ない」のか?』

日本語教師が読んですっきり分かる英語の本~『なぜ、英語では「虹は出ない」のか?』

入門期の学習者に日本語を教えていると、媒介語として英語を使わなければならないことがあります。そんな時、「もう少し英語が話せたらなぁ」と思う日本語教師の皆さんも多いのではないでしょうか。30年前に英語教師から日本語教師に転身した著者が、これまでの経験を踏まえて、日本語教育の視点から分かりやすい英語の本を上梓しました。一風変わったタイトルは、『なぜ、英語では「虹は出ない」のか?』。著者の松本隆先生が日本語と英語の違いやそれぞれの特徴、日本語教師が英語などの外国語を学ぶ意義などについて、ユーモアたっぷりにお話ししてくれました。...


私の検定必勝法:耳から学習法ー日本語教師養成講座活用術

日本語教育能力検定試験を確実に突破するために、スクールの活用も有効です。ここでは、日本語教師養成講座を受講して受験対策をし、みごと合格された方に、その必勝法をお伺いしました。ぜひみなさんもご参考に!...


論理的思考力と学力は大いに関係あり

論理的思考力と学力は大いに関係あり

論理的思考力(ロジカルシンキング)という言葉を聞いたことがありますか? もともとはビジネスパーソン向けのツールや手法でよく使われていた考え方です。最近は学習指導要領を通して学校教育にも広がっており、大人から子供まで全世代的にその考え方に触れる機会が増えました。日本語教育の世界にいち早く論理的思考の考え方を取り入れ、『日本語ロジカルトレーニング...


日本語教師プロファイル・ヤマネサチヨさん―私の役割は学習者がやりたいことを手助けするサポーター

日本語教師プロファイル・ヤマネサチヨさん―私の役割は学習者がやりたいことを手助けするサポーター

コロナ禍により対面授業ができなくなり、図らずも「オンライン元年」となった感のある日本語教育業界ですが、今回ご紹介するヤマネサチヨさんは約10年前から一人でスカイプを使った授業を行ってきたオンライン教師の草分け的存在です。ヤマネさんにオンライン日本語教師としてのこれまでの歩みとこれからについてお話を伺いました。...


日本語教師プロファイル・松浦真理子さんーベトナム人から学んだことは変化を恐れないこと。

日本語教師プロファイル・松浦真理子さんーベトナム人から学んだことは変化を恐れないこと。

今回ご紹介するのは松浦真理子さんです。国内で5校に勤務し、そのうち3校で主任教員を務めた後、現在はベトナム・ハノイにある人材紹介・教育サービスの株式会社ITMで教育部の部長を務めていらっしゃいます。松浦さんに、なぜベトナムに渡ったのか、現在のお仕事、そしてこれからのことについてお話を伺いました。...


日本語教師プロファイル・中野玲子さんー地域共生社会の実現を目指して

日本語教師プロファイル・中野玲子さんー地域共生社会の実現を目指して

今回ご紹介する日本語教師は、東京都墨田区で「すみだ日本語教育支援の会」の講師として外国人介護職員への日本語支援を行っている中野玲子さんです。中野さんはその他にも大学での学習支援や、民間企業の外国人社員の就労後支援など、主に“エンパワメント”*1の立場で幅広く活躍されています。中野さんの目指す地域共生社会についてお話を伺いました。...


やさしい日本語で伝えるコロナ対策

やさしい日本語で伝えるコロナ対策

これから全国的に寒い冬を迎えます。気温の低下、空気の乾燥、あるいは寒さに伴う人間の免疫力の低下などに伴い、新型コロナ対策はこれまで以上に大切になってきます。そしてこの対策は、当然のことながら国籍や言語に関わらず重要であり、日本人と同様に外国人向けにも十分な情報発信をしていく必要があります。そんな中で東京都が、やさしい日本語でコロナ対策を伝えるチラシとポスターを作成しました。チラシとポスターは東京都のホームページから誰でも自由にダウンロードできるようになっています。(編集部)...


日本語教師プロファイル「あひるせんせー」―みんなが真似したくなる、それでみんなが豊かになる、そんなシステムを作りたい

日本語教師プロファイル「あひるせんせー」―みんなが真似したくなる、それでみんなが豊かになる、そんなシステムを作りたい

異業種から日本語教師に転身し、日本語業界歴は浅いながらも「日本語教師のためのインストラクショナル・デザイン」講座やオンライン対談の企画など、その行動力で次々と新しい試みを行ってきた「あひるせんせー」。2020年4月には自らの会社「再定義合同会社」を立ち上げ、教師が報酬額を決めるオンラインスクールを準備中です。そんな「あひるせんせー」にこれまでのこと、これからのことなどお聞きしました。新しい日本語教師のあり方を模索している方、必読です。...


日本語教師としてのICTスキル-日本語教員養成課程での取り組みを中心に―

日本語教師としてのICTスキル-日本語教員養成課程での取り組みを中心に―

インターネットやコンピューターの技術が目覚ましく発展してきている現在、さまざまな分野でITやICTの技術が活用されており、教育業界も例外ではありません。日本語教育においても、ICTの利用が叫ばれて久しいですが、現実において「養成段階」からそのような知識を身に付けるような日本語教員養成課程は少ないのではないかと思います。今回は当校、セントラルジャパン日本語学校の日本語教員養成課程におけるICT関連の科目を中心に、日本語教育とICTの関わりについて書いてみようと思います。(柏谷涼介)...


令和元年度「国語に関する世論調査」

令和元年度「国語に関する世論調査」

文化庁から、令和元年度「国語に関する世論調査」の結果が発表になりました。外国人の日本語学習、日本語に対する意識、敬語や漢字、新しい日本語表現などについて、今の日本人がどのように考え、使っているか、興味深い調査結果が出ています。(編集部)...


オンラインマッチングサービスを利用して教える

オンラインマッチングサービスを利用して教える

新型コロナの影響により、多くの授業・レッスンの形式が対面からオンラインに切り替わりました。これにより、日本語学校、大学、企業研修などでオンラインによる日本語の授業の需要が一気に高まりました。日本語教師の中にも対面からオンラインへと教える場の比重を移している人もいます。今回はオンラインで日本語を教えてみることに興味がある方向けに、マッチングサービスを使ってオンラインで教える方法をご紹介します。(編集部)...


急拡大しているオンライン日本語の需要

急拡大しているオンライン日本語の需要

新型コロナの影響により、多くの授業・レッスンの形式が対面からオンラインに切り替わりました。これにより、日本語学校、大学、企業研修などでオンラインによる日本語の授業の需要が一気に高まりました。対面からオンラインへと教える場の比重を移している日本語教師もいます。今回はオンラインで日本語を教えてみることに興味がある方向けに、オンライン日本語の特色をまとめてみました。(編集部)...