日本語ジャーナル(通称:NJ)は、外国人に日本語を教える「日本語教育」に役立つサイトです。日本語教師や学習者のリアルな姿、日本語の教え方のノウハウ、検定試験や最新の本の情報、知っておきたい法律や行政の動きなど、幅広くかつ分かりやすくお伝えします。


フリーランスの日本語教師として働く―小山暁子さん1 日本語教師への道のり

フリーランスの日本語教師として働く―小山暁子さん1 日本語教師への道のり

フリーランス日本語教師として活躍中の小山暁子さんのコラムを全3回でお届けしていきます。2023年9月に発売したご著書『ビジネス日本語...


日本語教育能力検定試験の傾向と対策5―令和5年度の時事問題のチェックポイント

日本語教育能力検定試験の傾向と対策5―令和5年度の時事問題のチェックポイント

ここでは、令和5年度の日本語教育能力検定試験を受験される方向けに、その傾向と対策について考えます。近年の日本語教育の状況に関する時事問題は、毎年、数値等が変化するために対策が立てにくく、多くの受験者が頭を悩ますところです。ここでは、日本語教育に関する数値(概数)をまとめておきます。出典のURLも載せてありますので、興味のある人は出典にも目を通してみてください。...


日本語教師プロファイル加藤林太郎さん―日本語教師は何者か?何をしうる人なのか?について考えていく

日本語教師プロファイル加藤林太郎さん―日本語教師は何者か?何をしうる人なのか?について考えていく

今回の「日本語教師プロファイル」は、神田外語大学講師の加藤林太郎さんの登場です。加藤さんは共同で主宰される「糧ラボ」の活動や、Twitter(現X)での発言でご存じの方も多いかと思います。加藤さんにこれまでの歩みだけでなく、日本語教育機関の認定制度や日本語教師の国家資格化によって大きく変わろうとしている日本語教育界への思いも伺いたく、ZOOMでインタビューさせていただきました。...


CEFRの本質から「日本語教育の参照枠」への向き合い方を考える(後編)

CEFRの本質から「日本語教育の参照枠」への向き合い方を考える(後編)

多くの反響を呼んでいる前編に続き、「日本語教育の参照枠」への向き合い方を考えるために、CEFRの本質について細川英雄さんに行ったインタービューの後編です(前編は、コチラからご覧いただけます)。後編は、複言語主義、A1からC2までの6段階、「日本語教育の参照枠」への向き合い方がテーマです。(深江新太郎)...


全国の自治体が立てた地域日本語教育の課題とは?

全国の自治体が立てた地域日本語教育の課題とは?

現在、55の地方公共団体が文化庁の「地域日本語教育の総合的な体制づくり推進事業」(以下、「推進事業」)に取り組んでいます。では、「推進事業」を活用して、地方公共団体は何に取り組んでいるのでしょうか。それは地域の日本語教育に関する課題を解決することです。ではでは、各地域の日本語教育に関する課題とは何でしょうか。本コラムは、全国の地方公共団体が立てた課題を整理して紹介します。(深江新太郎/NPO多文化共生プロジェクト)...


共生への第一歩、地域の外国人住民とのトークフォークダンス

共生への第一歩、地域の外国人住民とのトークフォークダンス

2023年9月2日、福岡市で、地域の日本人住民と外国人住民のつながりをつくる試みとして、トークフォークダンスが開催されました。これまでコミュニティづくりの観点から地域の子どもと大人のしゃべり場であるトークフォークダンスが実施されてきました。本コラムでは、地方公共団体が主催した...


CEFRの本質から「日本語教育の参照枠」への向き合い方を考える(前編)

CEFRの本質から「日本語教育の参照枠」への向き合い方を考える(前編)

現在、「日本語教育の参照枠」を活用した実践をどのように行うか、について関心が集まっています。「日本語教育の参照枠」はCEFR(ヨーロッパ言語共通参照枠)から生まれたものなので、CEFRの本質を理解できれば、「日本語教育の参照枠」をより活用できるようになるはずです。そこで『対話することばの市民―CEFRの思想から言語教育の未来へ―』(ココ出版2022)を上梓した細川英雄さんに、CEFRの本質から「日本語教育の参照枠」への向き合い方を考えるためのインタビューを行いました。その前編です。(深江新太郎)...


2023年10月 日本語教師のためのセミナー情報

2023年10月 日本語教師のためのセミナー情報

鈴虫の声が聞こえ始め、秋の気配を感じられるようになってきました。台風も多いので気を付けて過ごしたいこのごろですね。さて今月もオンラインセミナー、対面セミナーともに情報が目白押しです。アルクの新刊セミナーや、「できる日本語」シリーズの著者陣によるセミナーのご案内もありますので、ぜひご確認ください。...


日本語教育機関の認定基準案等についてのパブリックコメント募集中!

日本語教育機関の認定基準案等についてのパブリックコメント募集中!

日本語教師の国家資格化に関する「日本語教育の適正かつ確実な実施を図るための日本語教育機関の認定等に関する法律」(以下、日本語教育機関認定法)が、2023年6月2日に公布されました。この法律に関する詳細を定めた施行規則案や認定基準案等について、文化審議会国語分科会日本語教育小委員会およびワーキンググループにおいて検討が重ねられてきました。現在、パブリックコメント(意見公募手続)が9月20日18時まで行われています。...


日本語教師プロファイル栗又由利子さん―先頭に立って旗を振るのではなく後押しをする役として

日本語教師プロファイル栗又由利子さん―先頭に立って旗を振るのではなく後押しをする役として

今回お話を伺ったのは「㈱きぼう国際外語学院」主任講師の栗又由利子さんです。栗又さんは所属機関で技能実習生の入国後研修を行うだけでなく、多文化共生のための任意団体「TABUWATA」の代表も務められています。2023年1月には世良時子さんとの共著で『感じがいい日本語』(Gakken)...


分かりやすい授業のためにー『日本語授業の進め方 生中継』の著者、金子史朗さん

分かりやすい授業のためにー『日本語授業の進め方 生中継』の著者、金子史朗さん

『日本語授業の進め方 生中継』(アルク)は教師経験豊富な、現在、友国際文化学院の校長である金子史朗さんの授業に密着して取材し、まるで見学しているかのように写真付きで授業の様子を見ることができる書籍です。今回は友国際文化学院に伺い、金子さんのこれまでや「分かりやすい授業」を目指した教具の使い方、授業準備などについてお話を聞いてきました。...


日本語教育能力検定試験の傾向と対策4 ー記述式問題、対策のポイントは答案を書く前の準備

日本語教育能力検定試験の傾向と対策4  ー記述式問題、対策のポイントは答案を書く前の準備

ここでは、令和5年度の日本語教育能力検定試験を受験される方向けに、その傾向と対策について考えます。今回は、多くの方が苦手としている「記述式問題」の攻略法をお伝えします。日本語教育能力検定試験は基本的にマークシート形式の問題ですが、唯一、「記述式問題」では文章を書かなければなりません。その対策はマークシート形式の問題とは若干異なってきます。...


2023年8月・9月 日本語教師のためのセミナー情報

2023年8月・9月 日本語教師のためのセミナー情報

まだまだ暑い夏が続きますね。日本語学校などに勤務している教師の方は長期の夏休みの方も多いようで、リフレッシュしたり、いつもは時間がなくてできないことに挑戦してみたりするのもいいですよね。くれぐれも熱中症には気を付けて過ごしてください。今月も日本語教師・養成の方に役立つセミナーや講座情報をお届けします。...


学習目標について考える―目標を持った授業とは?ー第4回 学習目標で広がる授業のバリエーション②

学習目標について考える―目標を持った授業とは?ー第4回 学習目標で広がる授業のバリエーション②

学習目標の必要性や設定のしかたについて考えていく連載コラムの第4回、最終回です。前回は1対1の個人授業を例にして、2種類の授業案をご紹介しました。目標によって教師の指示の出し方も変わっていましたね。今回はレベル差があるクラスについて考えてみたいと思います。(執筆:望月雅美)...


日本語教師の国家資格化などをめぐる今後のスケジュール―今秋にはパブリックコメント募集

日本語教師の国家資格化などをめぐる今後のスケジュール―今秋にはパブリックコメント募集

日本語教師の国家資格化に関する「日本語教育の適正かつ確実な実施を図るための日本語教育機関の認定等に関する法律」(以下、日本語教育機関認定法)が、2023年6月2日に公布されました。その後、関連する日本語教育小員会やそのワーキンググループにおいて、関連する準備が急ピッチで進められています。今後の予定を確認しておきましょう。...