コラム

日本語ジャーナル(通称:NJ)は、外国人に日本語を教える「日本語教育」に役立つサイトです。日本語教師や学習者のリアルな姿、日本語の教え方のノウハウ、検定試験や最新の本の情報、知っておきたい法律や行政の動きなど、幅広くかつ分かりやすくお伝えします。


やさしい日本語で伝えるコロナ対策

やさしい日本語で伝えるコロナ対策

これから全国的に寒い冬を迎えます。気温の低下、空気の乾燥、あるいは寒さに伴う人間の免疫力の低下などに伴い、新型コロナ対策はこれまで以上に大切になってきます。そしてこの対策は、当然のことながら国籍や言語に関わらず重要であり、日本人と同様に外国人向けにも十分な情報発信をしていく必要があります。そんな中で東京都が、やさしい日本語でコロナ対策を伝えるチラシとポスターを作成しました。チラシとポスターは東京都のホームページから誰でも自由にダウンロードできるようになっています。(編集部)...


オンラインマッチングサービスを利用して教える

オンラインマッチングサービスを利用して教える

新型コロナの影響により、多くの授業・レッスンの形式が対面からオンラインに切り替わりました。これにより、日本語学校、大学、企業研修などでオンラインによる日本語の授業の需要が一気に高まりました。日本語教師の中にも対面からオンラインへと教える場の比重を移している人もいます。今回はオンラインで日本語を教えてみることに興味がある方向けに、マッチングサービスを使ってオンラインで教える方法をご紹介します。(編集部)...


急拡大しているオンライン日本語の需要

急拡大しているオンライン日本語の需要

新型コロナの影響により、多くの授業・レッスンの形式が対面からオンラインに切り替わりました。これにより、日本語学校、大学、企業研修などでオンラインによる日本語の授業の需要が一気に高まりました。対面からオンラインへと教える場の比重を移している日本語教師もいます。今回はオンラインで日本語を教えてみることに興味がある方向けに、オンライン日本語の特色をまとめてみました。(編集部)...


日本語教師の求人への応募から採用まで

日本語教師の求人への応募から採用まで

日本語学校は春・秋の年2学期制または年4学期制を取っているところが多いため、10月から新学期が始まります。しかし、今年は新型コロナの影響でカリキュラムが変則的・流動的になっている学校もあります。日本語教育能力検定試験が終わったら日本語を教え始めてみたいと思っている方もいらっしゃると思います。ここでは日本語教師の求人情報の見つけ方から採用までの道のりを解説します。(編集部)...


中国での日本語教育の発展を支えた、市民による国際交流 ― 長洲一二元神奈川県知事の民際外交 ―

中国での日本語教育の発展を支えた、市民による国際交流 ― 長洲一二元神奈川県知事の民際外交 ―

国際交流基金が3年に一度実施している『海外日本語教育機関調査』の結果がこのほど発表され、世界142の国・地域で385万人もの人々が日本語を学習していることが公開されました。40年の間に学習者数は実に30倍に増加し、日本語や日本文化に親しむ人々は日本と諸外国との交流の重要な担い手となっています。...


異業種のプロに聞く!『ことばの壁を越える極意(ワザ)』 〜ロシア語通訳編〜

異業種のプロに聞く!『ことばの壁を越える極意(ワザ)』 〜ロシア語通訳編〜

ヨーロッパの中でもっとも母語話者が多く、14カ国以上で話されているロシア語。文字も文法も日本語とは一見かけ離れているように思えますが、ロシアにおける日本語教育は、じつに300年以上もの深い歴史があります。ロシア語話者が日本語の魅力を堪能し、言葉の壁を越える喜びを味わえるようになるには、どのような日本語学習が望ましいのでしょう。1985年、張りつめた冷戦下のモスクワ国立大学でロシア語を学んだ数少ない交換留学生の一人として、納得と共感を生む通訳の使命の深さを胸に刻み、信頼と実績を重ねてきた通訳者の竪山洋子さんに、お話を聞きました。...


分け隔てなくともにー近代留学生教育と嘉納治五郎ー

分け隔てなくともにー近代留学生教育と嘉納治五郎ー

NHK大河ドラマ『いだてん〜東京オリムピック噺〜』では、日本が初参加した1912年のストックホルムオリンピックから1964年の東京オリンピックまでの半世紀にわたる日本オリンピックムーブメントの歩みが色彩豊かに描かれました。主人公は日本マラソンの父と称される金栗四三と、東京オリンピック実現に重要な役割を果たした田畑政治ですが、二人に負けない存在感を放っていたのが嘉納治五郎です。...


フランスにおける日本語メディアの創設 -イリフネ出版創業者ベルナール・ベロー氏とマガジンハウス創業者清水達夫氏-

フランスにおける日本語メディアの創設 -イリフネ出版創業者ベルナール・ベロー氏とマガジンハウス創業者清水達夫氏-

古くは19世紀欧州の“Japonisme”という日本ブームを牽引し、現在では300万人が訪れる日本文化イベントが開催されるなど、フランスは日本語や日本文化にとりわけ理解のある国とされています。...


異業種のプロに聞く!『ことばの壁を越える極意(ワザ)』 〜中国人材コーディネーター編〜

異業種のプロに聞く!『ことばの壁を越える極意(ワザ)』 〜中国人材コーディネーター編〜

「もっと自然な日本語を話せるようになりたい」「限りなくネイティブに近づきたい」。学習者のそんな熱意に応えるべく、異業種のエキスパートから日本語教育でも応用できるワザを伝授してもらう新企画『ことばの壁を越える極意(ワザ)』。今回は、中国人材コーディネーターとして、幅広く実績を積んできた泉本媛子さんです。...


ロシアの日本理解に力を尽くした日本人漂流民ゴンザ - 露日辞典と300年にわたる教師リレー -

ロシアの日本理解に力を尽くした日本人漂流民ゴンザ - 露日辞典と300年にわたる教師リレー -

日本とロシアとの修好165周年を迎える今日、日露間では、政治経済から文化芸術まで幅広いチャンネルで交流が行われています。日本の外務省が2016年に実施した調査によると、ロシアでは日露関係が比較的友好状態にあると認識する人々の割合が約80%に上り、日露友好関係は重要であると認識する人々の割合は実に97%に達しています。...


異業種のプロに聞く!『ことばの壁を越える極意(ワザ)』 〜英語・日本語 同時通訳編〜

異業種のプロに聞く!『ことばの壁を越える極意(ワザ)』 〜英語・日本語 同時通訳編〜

「もっと自然な日本語を話せるようになりたい」「ネイティブに近づきたい」。学習者のそんな熱意に応えるべく、異業種のエキスパートから、日本語教育でも応用できるワザを伝授してもらう新企画『ことばの壁を越える極意(ワザ)』。トップバッターは、英語・日本語の同時通訳者として、業界全体の発展にも尽力する関根マイクさんです。...


ベトナム人介護職員に聞くー日本語、仕事、将来の夢

ベトナム人介護職員に聞くー日本語、仕事、将来の夢

人出不足の介護現場では、外国人職員が活躍しているところが少なくありません。山梨県甲州市にある社会福祉法人光風会は10年以上前から積極的に外国人人材を受け入れています。実はアルクでは現在、介護の日本語を学ぶ教材を開発していて、光風会にはさまざまなアドバイスをいただいています。教材はベトナムでも使っていただく予定で、光風会のベトナム人職員の方々にもご協力いただいています。今回は、光風会で働くベトナム人介護職員3人に、来日前の日本語研修から将来の夢までを聞きました。※最後に動画もあります。ご覧ください。...


外国人が感じる、日本のこれってびっくり!すごい!ちょっと面倒?

外国人が感じる、日本のこれってびっくり!すごい!ちょっと面倒?

留学や海外旅行などで日本以外の国へ行くと、ちょっとびっくりしたり感心したりする、その国の文化に出会いますよね。それは日本へ来る外国人も同じこと。日本で働くスウェーデン人、日本に留学、就労経験のあるイタリア人、そしてフィリピン、マレーシア、ベトナムからの留学生が、日本に暮らして感じた「日本のこれってびっくり!すごい!面倒!」を教えてくれます。...


外国人日本語学習者が感じる、日本語の不思議

外国人日本語学習者が感じる、日本語の不思議

外国人にとって日本語はとても難しい言語です。英語とは文法が全く違いますし、言葉の意味を理解しても、使い方によって全く違った意味になったりします。フィリピン出身で日本の大学に留学中、日本語学習歴3年のアルダさんが、日本語の使い方の難しいところや不思議に思うところを紹介します。...


不就学をゼロに~外国人の子供たちの課題に取り組む浜松市

不就学をゼロに~外国人の子供たちの課題に取り組む浜松市

9月下旬、文部科学省(以下、文科省)は外国人の子供の就学状況について初めて全国調査の結果を発表しました。その数字は衝撃的なもので、実に1.9万人もの義務教育相当年齢の外国籍児が不就学である可能性があることがわかりました。多くの子供たちが学校にも行かず、日本語や学力が不十分なまま大人になってしまうのは、本人や家族にとってはもちろん、日本社会にとっても不幸なことです。静岡県・浜松市では、5年以上前からこの問題に取り組み、不就学ゼロを実現してきました。全国的な問題解消のために、浜松市の取り組みから学べることを考えます。(編集長)...


日本語を学ぶ学習者に日本語について色々と質問してみました!

日本語を学ぶ学習者に日本語について色々と質問してみました!

なぜ、数ある外国語の中から日本語を選んで学ぼうと思ったのでしょうか。そしてどんな勉強法で学んでいるのでしょう。日本在住経験のあるイタリア、スウェーデン、フィリピン、モンゴル、インドネシア、ベトナム、そしてマレーシア出身の人に日本語学習についてアンケートをとりました。...


「憮然」「御の字」「砂をかむよう」の本来の意味は?~平成30年度国語に関する世論調査

「憮然」「御の字」「砂をかむよう」の本来の意味は?~平成30年度国語に関する世論調査

文化庁から、平成30年度「国語に関する世論調査」の結果が発表になりました。さまざまな慣用句等について、今の日本人がどのように理解し、使っているか、興味深い調査結果が出ています。(NJ編集部)...