地域日本語教育

日本語ジャーナル(通称:NJ)は、外国人に日本語を教える「日本語教育」に役立つサイトです。日本語教師や学習者のリアルな姿、日本語の教え方のノウハウ、検定試験や最新の本の情報、知っておきたい法律や行政の動きなど、幅広くかつ分かりやすくお伝えします。


日本語教室の立ち上げはコンセプトづくりから―福岡県古賀市の多文化共生への取り組み

日本語教室の立ち上げはコンセプトづくりから―福岡県古賀市の多文化共生への取り組み

2021年3月5日、「福岡から自治体の取り組みと共に考えるシンポジウム ゼロから考える!地域の日本語教室」(文化庁委託事業,主催NPO多文化共生プロジェクト)が開催されました。オンラインで約150名が参加したシンポジウムの中で、福岡県古賀市の取り組みは、大きな反響を呼びました。本コラムでは、古賀市国際交流・多文化共生係の渋田典子さんの発表スライドを基に、古賀市がどのような取り組みを行ったのかを振り返りながらその問題意識に迫り、地域の日本語教室の在り方を考えます。(深江新太郎:多文化共生プロジェクト)...


地域在住の外国人が「私らしく暮らす」ための日本語を届けたい

地域在住の外国人が「私らしく暮らす」ための日本語を届けたい

2019年7月から1年半にわたり、地域の日本語教室やそこでの外国人と日本人のコミュニケーションの在り方についてのコラムを寄稿していただいた深江新太郎さん(NPO多文化共生プロジェクト代表)が、地域の日本語教室用の教材『生活者としての外国人向け 私らしく暮らすための日本語ワークブック』を上梓しました。教材開発の背景や教材に込めた想いを、深江新太郎さんにお聞きしました。...


宮崎で地域社会の多文化共生に取り組むコーディネーター

宮崎で地域社会の多文化共生に取り組むコーディネーター

宮崎県小林市は人口43,451人、在住外国人数557人で、総人口に占める外国人の比率は1.28%です(2020年4月1日現在)。外国人の在留資格は技能実習が多く、国籍の第1位はベトナムです。その小林市が「小林市国際化・多文化共生推進計画」(以下、小林市多文化共生計画)を公開したのは2020年3月のことです。陰には、地域の多文化共生を推進するコーディネーターである満留みつどめ由紀子さんの働きがありました。満留さんへのインタビューから、小林市多文化共生計画の作成に満留さんがどう携わったのかを中心に、日本語教師とは異なる能力が必要とされるコーディネーターについて考えます。NPO多文化共生プロジェクト代表の深江先生によるコラムです。...


「日本語」教師としてだけではなく、在住外国人の支援を考える

「日本語」教師としてだけではなく、在住外国人の支援を考える

私たちが行いたいと思い、かつ在住外国人が求めているのは、どのような支援でしょうか。「日本語」ボランティアや「日本語」教師ということばが示すように、どうしても私たちの活動は日本語を教えることから切り離しにくくなっています。しかし、共生が生活から切り離して考えられないとき、私たちは、一度、日本語を教えることを脇に置き、在住外国人の生活支援とは?という問いに向き合う必要があります。NPO多文化共生プロジェクト代表の深江先生によるコラムです。...


生活支援の視点からはじめる地域日本語教育 ―福岡県 かすが・にほんごひろばの挑戦

生活支援の視点からはじめる地域日本語教育 ―福岡県 かすが・にほんごひろばの挑戦

日本語ボランティア教室の活動内容を考えたとき、多くは文型を教えることを中心にしたものと、外国人との交流を中心としたものに分けられるでしょう。その中で、福岡県春日市の「かすが・にほんごひろば」では、外国人が日常生活でぶつかる困難を乗り越えられるように、生活場面から始まる教室活動を行うことに取り組み始めました。NPO多文化共生プロジェクト代表の深江先生によるコラムです。...


夜の日本語授業には家族全員で参加―地域の日本語支援にzoomを活用する

夜の日本語授業には家族全員で参加―地域の日本語支援にzoomを活用する

新型コロナウイルスが日本全国に広がる中、教育機関では授業をオンラインに切り替える動きが加速しています。日本語学校での実践については、以前に「緊急リポート―全校でオンライン授業を実施。新宿日本語学校の場合」でお伝えしましたが、今回は岐阜県・可児市で、地域の日本語支援活動にオンラインを活用している実践をご紹介します。活動している日本語教師の横山りえこさん(写真上中央)にお話を伺いました。(NJ編集部)...


イスラム教徒が「自分らしく」生活するために―地域日本語教室の目標を考える

イスラム教徒が「自分らしく」生活するために―地域日本語教室の目標を考える

イスラム教徒が日本で「自分らしく」生活しようとするとき、文化や宗教などの違いからさまざまな困難が生じます。イスラム教徒が日本の生活においても「自分らしく」ふるまえることを支えるため、という視点から日本語を教えることを考えたとき、教室活動の目標はどんなものになるでしょうか。福岡市で、文化庁委託事業「生活者としての外国人」のための日本語教育事業を受託し設置された教室の事例からお伝えします。NPO多文化共生プロジェクト代表の深江先生によるコラムです。...


学習者の表現を広げる・深める教師力

学習者の表現を広げる・深める教師力

まだ日本語がほとんど話せない外国人と日本語でコミュニケーションを取るとき、どうすれば彼らの思いや考えをきちんと「聞く」ことができるのか。学習者が思いを伝えられるようになることを目的とし、そこからスタートする教室活動とは。福岡市で行った行政関係者対象の研修を基に考えます。NPO多文化共生プロジェクト代表の深江先生によるコラムをまとめました。...


福岡・元岡公民館にユニークな日本語教室が立ち上がるまで

福岡・元岡公民館にユニークな日本語教室が立ち上がるまで

2019年11月、福岡・元岡公民館に学習者と日本語ボランティアが集まり、楽しいポットラック(持ち寄り)パーティーが行われました。日本料理の作り方をやさしい日本語で説明するボランティア、お国の自慢料理を習った日本語で一生懸命に説明する留学生。皆でおいしくお昼を食べた後は、ボランティアが日本語を個別支援します。そのスタンスは、日本語を教えることより先に、参加者の困りごとを解決すること。ユニークな日本語教室が立ち上がるまでをご紹介しながら、地域の外国人支援の在り方を考えます。(編集長)...


できあがる文が違う-「学習者の伝えたいこと」からスタートする文型導入とは

できあがる文が違う-「学習者の伝えたいこと」からスタートする文型導入とは

文型を導入し、教室活動を行うとき、「学習者の存在」はどう位置づけるかを考えたことがありますか。新しい文型を導入して繰り返し練習をする中では、学習者の「伝えたいこと」は軽視されがちではないでしょうか。学習者が思いを伝えられるようになることを目的とし、そこからスタートする教室活動を模索してみませんか。NPO多文化共生プロジェクト代表の深江先生によるコラムです。...


「フィードバック」を見つめ直し、学習者の表現を広げよう

「フィードバック」を見つめ直し、学習者の表現を広げよう

学習者が規範的な使用からずれた日本語を使ったとき、それは「誤用」と呼ばれます。教師はそれを正すためのフィードバックを行います。しかしフィードバックの方法によっては、学習者は「正しい表現でなければ表現してはいけない」と考えてしまい、自分の伝えたいことを自由に表現できなくなります。では逆に、学習者の伝えたいことが浮かび出でくるようなフィードバックとはどんなものでしょうか。NPO多文化共生プロジェクト代表の深江先生によるコラムです。...


学習者のことばを生むのは教師の「聞く力」

学習者のことばを生むのは教師の「聞く力」

学習者には伝えたいことがあります。しかし、多くの教室活動は、教師の教えたいことを中心に進みます。前回のコラムでは、学習者の伝えたいことを中心に教室活動を進めるための、問いかけの重要性について考えました。本コラムは、教師が問いかけを行った後、学習者のことばをどのように聞けばよいのか、また聞き方によって、どのような差が出るのかについて考えます。NPO多文化共生プロジェクト代表の深江先生によるコラムです。...


学習者が表現したくなるかどうかは、教師の問いかけ次第

学習者が表現したくなるかどうかは、教師の問いかけ次第

日本語教師は学習者に問いかけるとき、本当に知りたいと思うこと、学習者が自ら語りたくなることを問いかけているでしょうか。文法やことばが正しく使えているか、その確認のための質問をしていることが多くないでしょうか。本コラムでは、学習者が自分の思いや考えを日本語で表現するために、私たちは教室活動においてどのような問いかけを行ったらよいのかを考えます。NPO多文化共生プロジェクト代表の深江先生によるコラムです。...


外国人との会話―言いたいことに寄り添い、理解を伝える大切さとは

外国人との会話―言いたいことに寄り添い、理解を伝える大切さとは

外国人が十分に日本語で表現できていないとき、聞き手は話し手が本当に言おうとすることを読み取ろうとし、その時点の理解を伝える必要があります。前回に引き続き、寄り添う聞き手としての振る舞いを、福岡市で行った行政関係者対象の研修を基に考えます。NPO多文化共生プロジェクト代表の深江先生によるコラムです。...


外国人のことばを「繰り返す」ことで生まれるコミュニケーション

外国人のことばを「繰り返す」ことで生まれるコミュニケーション

日本語がほとんど話せない外国人と日本語でやりとりをするとき、相手のことばを繰り返すことで、その人が言おうとしていることを引き出すことができます。前回に引き続き、寄り添う聞き手としての振る舞いを、福岡市で行った行政関係者対象の研修を基に考えます。NPO多文化共生プロジェクト代表の深江先生によるコラムです。...


外国人が日本語でもっと話したくなる、「判断留保」という態度とは

外国人が日本語でもっと話したくなる、「判断留保」という態度とは

日本語がほとんど話せない外国人と日本語でやりとりをするとき、相手が何を伝えようとしているかを最後まで待つことが重要です。前回、前々回に続き、その人が言おうとしていることの可能性に寄り添う聞き手としての振る舞いを、福岡市で行った行政関係者対象の研修を基に考えます。NPO多文化共生プロジェクト代表の深江先生によるコラムです。...


外国人との会話を進めるとき「相づち」が発揮する効果とは

外国人との会話を進めるとき「相づち」が発揮する効果とは

日本語がほとんど話せない外国人と日本語でやりとりをするとき、相づちを打つことは大きな意義を持ちます。前回に続き、聞き手としての振る舞いを、福岡市で行った行政関係者対象の研修を基に考えます。NPO多文化共生プロジェクト代表の深江先生によるコラムです。...


外国人の日本語をきちんと「聞く」ためには、「丁寧な問いかけ」が必要

外国人の日本語をきちんと「聞く」ためには、「丁寧な問いかけ」が必要

外国人と日本語でコミュニケーションを取るとき、どうすれば彼らの思いや考えをきちんと「聞く」ことができるのか。聞き手としての振る舞いを、福岡市で行った行政関係者対象の研修を基に考えます。NPO多文化共生プロジェクト代表の深江先生によるコラムです。...