日本語を教える

日本語ジャーナル(通称:NJ)は、外国人に日本語を教える「日本語教育」に役立つサイトです。日本語教師や学習者のリアルな姿、日本語の教え方のノウハウ、検定試験や最新の本の情報、知っておきたい法律や行政の動きなど、幅広くかつ分かりやすくお伝えします。


編集部お勧め! 初日の授業の前に読んでおきたい5冊

編集部お勧め! 初日の授業の前に読んでおきたい5冊

どんな日本語教師でも、クラスの最初の授業は緊張するものです。どんな学習者だろう? うまく導入できるかな? 難しい質問をされたらどうしよう? そんな不安をお持ちのあなたのために、編集部が初日の授業に臨む前に読んでおいたほうがいいと思う5冊の本をご紹介します。誰もが最初は新人教師。しっかりと準備をして、気持ちを落ち着かせて、笑顔で教室に向かいましょう!(NJ編集部)...


日本人が日本語教育文法を身につけるのは大仕事

日本人が日本語教育文法を身につけるのは大仕事

日本語教師であれば避けて通れないのが「文法」です。日本語教師が文法をきちんと理解していないと日本語の授業は成り立ちませんし、学習者からの質問にも的確に答えられません。日本語教育における文法の大切さについて、日本語教師にとって必要な文法項目をコンパクトにまとめた『改訂版...


学習者の表現を広げる・深める教師力

学習者の表現を広げる・深める教師力

まだ日本語がほとんど話せない外国人と日本語でコミュニケーションを取るとき、どうすれば彼らの思いや考えをきちんと「聞く」ことができるのか。学習者が思いを伝えられるようになることを目的とし、そこからスタートする教室活動とは。福岡市で行った行政関係者対象の研修を基に考えます。NPO多文化共生プロジェクト代表の深江先生によるコラムをまとめました。...


できあがる文が違う-「学習者の伝えたいこと」からスタートする文型導入とは

できあがる文が違う-「学習者の伝えたいこと」からスタートする文型導入とは

文型を導入し、教室活動を行うとき、「学習者の存在」はどう位置づけるかを考えたことがありますか。新しい文型を導入して繰り返し練習をする中では、学習者の「伝えたいこと」は軽視されがちではないでしょうか。学習者が思いを伝えられるようになることを目的とし、そこからスタートする教室活動を模索してみませんか。NPO多文化共生プロジェクト代表の深江先生によるコラムです。...


「フィードバック」を見つめ直し、学習者の表現を広げよう

「フィードバック」を見つめ直し、学習者の表現を広げよう

学習者が規範的な使用からずれた日本語を使ったとき、それは「誤用」と呼ばれます。教師はそれを正すためのフィードバックを行います。しかしフィードバックの方法によっては、学習者は「正しい表現でなければ表現してはいけない」と考えてしまい、自分の伝えたいことを自由に表現できなくなります。では逆に、学習者の伝えたいことが浮かび出でくるようなフィードバックとはどんなものでしょうか。NPO多文化共生プロジェクト代表の深江先生によるコラムです。...


学習者のことばを生むのは教師の「聞く力」

学習者のことばを生むのは教師の「聞く力」

学習者には伝えたいことがあります。しかし、多くの教室活動は、教師の教えたいことを中心に進みます。前回のコラムでは、学習者の伝えたいことを中心に教室活動を進めるための、問いかけの重要性について考えました。本コラムは、教師が問いかけを行った後、学習者のことばをどのように聞けばよいのか、また聞き方によって、どのような差が出るのかについて考えます。NPO多文化共生プロジェクト代表の深江先生によるコラムです。...


学習者が表現したくなるかどうかは、教師の問いかけ次第

学習者が表現したくなるかどうかは、教師の問いかけ次第

日本語教師は学習者に問いかけるとき、本当に知りたいと思うこと、学習者が自ら語りたくなることを問いかけているでしょうか。文法やことばが正しく使えているか、その確認のための質問をしていることが多くないでしょうか。本コラムでは、学習者が自分の思いや考えを日本語で表現するために、私たちは教室活動においてどのような問いかけを行ったらよいのかを考えます。NPO多文化共生プロジェクト代表の深江先生によるコラムです。...


外国人との会話―言いたいことに寄り添い、理解を伝える大切さとは

外国人との会話―言いたいことに寄り添い、理解を伝える大切さとは

外国人が十分に日本語で表現できていないとき、聞き手は話し手が本当に言おうとすることを読み取ろうとし、その時点の理解を伝える必要があります。前回に引き続き、寄り添う聞き手としての振る舞いを、福岡市で行った行政関係者対象の研修を基に考えます。NPO多文化共生プロジェクト代表の深江先生によるコラムです。...


外国人のことばを「繰り返す」ことで生まれるコミュニケーション

外国人のことばを「繰り返す」ことで生まれるコミュニケーション

日本語がほとんど話せない外国人と日本語でやりとりをするとき、相手のことばを繰り返すことで、その人が言おうとしていることを引き出すことができます。前回に引き続き、寄り添う聞き手としての振る舞いを、福岡市で行った行政関係者対象の研修を基に考えます。NPO多文化共生プロジェクト代表の深江先生によるコラムです。...


外国人が日本語でもっと話したくなる、「判断留保」という態度とは

外国人が日本語でもっと話したくなる、「判断留保」という態度とは

日本語がほとんど話せない外国人と日本語でやりとりをするとき、相手が何を伝えようとしているかを最後まで待つことが重要です。前回、前々回に続き、その人が言おうとしていることの可能性に寄り添う聞き手としての振る舞いを、福岡市で行った行政関係者対象の研修を基に考えます。NPO多文化共生プロジェクト代表の深江先生によるコラムです。...


外国人との会話を進めるとき「相づち」が発揮する効果とは

外国人との会話を進めるとき「相づち」が発揮する効果とは

日本語がほとんど話せない外国人と日本語でやりとりをするとき、相づちを打つことは大きな意義を持ちます。前回に続き、聞き手としての振る舞いを、福岡市で行った行政関係者対象の研修を基に考えます。NPO多文化共生プロジェクト代表の深江先生によるコラムです。...


運用力を測る「OPI」が日本語教育でも注目される根本理由

運用力を測る「OPI」が日本語教育でも注目される根本理由

外国語の会話能力を測る国際的なテストであるACTFL-OPI。アルクでは30年前からワークショップを行い、OPIの日本語試験官(インタビューアー)を養成してきました。今では1000名以上の方がワークショップを受講し、国内外の日本語教育機関で活躍しています。...


外国人の日本語をきちんと「聞く」ためには、「丁寧な問いかけ」が必要

外国人の日本語をきちんと「聞く」ためには、「丁寧な問いかけ」が必要

外国人と日本語でコミュニケーションを取るとき、どうすれば彼らの思いや考えをきちんと「聞く」ことができるのか。聞き手としての振る舞いを、福岡市で行った行政関係者対象の研修を基に考えます。NPO多文化共生プロジェクト代表の深江先生によるコラムです。...