日本語の本

日本語ジャーナル(通称:NJ)は、外国人に日本語を教える「日本語教育」に役立つサイトです。日本語教師や学習者のリアルな姿、日本語の教え方のノウハウ、検定試験や最新の本の情報、知っておきたい法律や行政の動きなど、幅広くかつ分かりやすくお伝えします。


4技能の教え方をこれ1冊で。新刊『どう教える?日本語教育「読解・会話・作文・聴解」の授業』発売!

4技能の教え方をこれ1冊で。新刊『どう教える?日本語教育「読解・会話・作文・聴解」の授業』発売!

読解・会話・作文・聴解。これらの各技能の授業、自信を持って行えている、と言える教師は少ないかもしれません。メインのテキストの進め方はわかっても、読解、あるいは作文などの授業は「このやり方でいいのかな……」と漠然と不安を抱えていたり、新人の教師はそもそもの進め方がわからなかったり。そんな教師たちの「なんとかしたい」という気持ちに応える書籍が誕生しました。著者の望月雅美先生にお話を聞きました。(インタビュー:編集部)...


アルク新刊『アクセス日本語』シリーズ発売!

アルク新刊『アクセス日本語』シリーズ発売!

今月22日にアルクから発売される『アクセス日本語』は、日本で働き、生活する人のための初級日本語テキストです。コミュニケーションを重視したこのテキストの教材開発の経緯と特徴、そして、同時に発売される教師と学習者のための関連教材2冊をご紹介します。...


2021年ゴールデンウィークに読みたい本――くろしお出版に聞く

2021年ゴールデンウィークに読みたい本――くろしお出版に聞く

コロナ禍の中で迎えた二度目のゴールデンウィークです。日本語教師の皆さんも、置かれている状況や立場によっていろいろと不満や不安もあるかもしれませんが、今は徹底したステイホームで一刻も早くこの状況を収束させたいものです。家での時間を有効に使うために、こんな時だからこそ読みたい本、日本語教師にお勧めしたい本を、日本語教育関連では最も長い歴史を誇る出版社の一つである、くろしお出版の岡野秀夫社長に紹介してもらいました。...


2021年ゴールデンウィークに読みたい本――凡人社編集部に聞く

2021年ゴールデンウィークに読みたい本――凡人社編集部に聞く

ゴールデンウィークを直前に控えた2021年4月25日、新型コロナウイルス対策特別措置法に基づく3度目の緊急事態宣言が東京、大阪、京都、兵庫で発令されました。また、まん延防止等重点措置の対象の県では宣言に準じた感染対策を徹底することになりました。2021年のゴールデンウィークは徹底したステイホーム。その時間を有効に使うために日本語教師にお勧めしたい本を、日本語教育の専門書店・凡人社編集部の渡辺唯広さんと大橋由希さんに紹介してもらいました。...


地域在住の外国人が「私らしく暮らす」ための日本語を届けたい

地域在住の外国人が「私らしく暮らす」ための日本語を届けたい

2019年7月から1年半にわたり、地域の日本語教室やそこでの外国人と日本人のコミュニケーションの在り方についてのコラムを寄稿していただいた深江新太郎さん(NPO多文化共生プロジェクト代表)が、地域の日本語教室用の教材『生活者としての外国人向け 私らしく暮らすための日本語ワークブック』を上梓しました。教材開発の背景や教材に込めた想いを、深江新太郎さんにお聞きしました。...


いつもの授業に文化体験を取り入れてみる

いつもの授業に文化体験を取り入れてみる

日本語学習者の学習目的はさまざまですが、日本のポップカルチャーや伝統文化が好きで日本語に興味を持つ人がたくさんいます。そのような学習者のニーズに応えるべく、この度、日本語を使って日本の文化体験をするためのテキスト『にほんごで文化体験』が上梓されました(村田晶子監修、長谷川由香・池田幸弘・竹山直子著)。著者のお一人の長谷川由香先生(法政大学グローバル教育センター専任講師)と監修者の村田晶子先生(同教授)のお二人にお話を聞きました。...


日本語教師を目指す人に読んでほしい一冊―『外国にルーツを持つ女性たち~彼女たちの「こころの声」を聴こう!』

日本語教師を目指す人に読んでほしい一冊―『外国にルーツを持つ女性たち~彼女たちの「こころの声」を聴こう!』

今春から日本語教師養成講座に通い始める方や、日本語教師になるための勉強を始める方も多いと思います。日本語教師になるために必要な知識・技術はたくさんあります。しかしその前に、目の前の学習者と向き合う姿勢や寄り添う態度について、改めて見つめ直してみませんか。この度出版された『外国にルーツを持つ女性たち~彼女たちの「こころの声」を聴こう!』(ココ出版)は、これから日本語教師を目指す人はもちろん、既に日本語を教えている人にもお勧めしたい一冊です。著者の嶋田和子さんにお話を聞きました。...


論理的思考力と学力は大いに関係あり

論理的思考力と学力は大いに関係あり

論理的思考力(ロジカルシンキング)という言葉を聞いたことがありますか? もともとはビジネスパーソン向けのツールや手法でよく使われていた考え方です。最近は学習指導要領を通して学校教育にも広がっており、大人から子供まで全世代的にその考え方に触れる機会が増えました。日本語教育の世界にいち早く論理的思考の考え方を取り入れ、『日本語ロジカルトレーニング...


日本語教育に必要な文字としての漢字教育

日本語教育に必要な文字としての漢字教育

日本語学習を挫折させる最大の要因――それが「漢字」です。これから新しい日本語という外国語を勉強しようと思った際に、平仮名やカタカナ各約50の文字を覚えるのでさえ容易ではないのに、さらに1000~2000もの漢字という文字を覚えなければならないと知ったら、日本語学習を諦めてしまう人が多いのも無理はありません。これを解決するヒントが文字(形)としての漢字教育にあります。この度、『かんたんルールとパーツでおぼえる...


漢字の面白さを発見しながら学べるテキスト、『どんどんつながる漢字練習帳』

漢字の面白さを発見しながら学べるテキスト、『どんどんつながる漢字練習帳』

前回のコラムでは、長年、試行錯誤を続けた私の取り組みについてお話ししました。今回は、その集大成として生まれた『どんどんつながる漢字練習帳』を具体的に紹介するとともに、どんな授業を行えば学習者が能動的に漢字学習に取り組めるかについて考えたいと思います。(鈴木英子:(公財)宮城県国際化協会地域日本語教育アドバイザー)...


読んでわかったことを伝え合う楽しい授業-読解授業にペアによる再話活動を取り入れる試み-

読んでわかったことを伝え合う楽しい授業-読解授業にペアによる再話活動を取り入れる試み-

みなさんは「再話」という活動を聞いたことがありますか。英語教育などでは以前から行われてきた教室活動の一つです。この「再話」を日本語の読解授業に取り入れることで、読解授業を、私たちが日々の生活の中で行っているような、読んでわかったことを他の人と伝え合う、生き生きとした場に変えることができるかもしれません。...


「学習者の視点に立った漢字授業」のために、日々、試行錯誤

「学習者の視点に立った漢字授業」のために、日々、試行錯誤

現在、日本語の教育現場では非漢字圏学習者が急増し、漢字の指導に苦慮しているという声をよく耳にします。非漢字圏学習者の抱える問題点については、前回のコラムでその原因を探りましたが、そうした学習者が漢字を楽しく効果的に学ぶために、教師はどのような授業を行えば良いのでしょうか。今回のコラムでは、長い間その答えを探し求めて試行錯誤を重ねた私の取り組みを紹介します。悩みながら授業の改善を続けることで、学習者はどう変化したのか、そこから私は何を学んだのか。教える側の目線ではなく、「学習者の視点に立った漢字の授業作り」について考えるきっかけになれば嬉しく思います。(鈴木英子:(公財)宮城県国際化協会地域日本語教育アドバイザー)...


第二言語習得研究の過去・現在・未来

第二言語習得研究の過去・現在・未来

第二言語習得研究という言葉を聞いたことがある方は多いと思います。日本語教育能力検定試験にもよく出題されますし、研究発表のテーマなどにもよく取り上げられます。外国人が第二言語として日本語を習得する時、何がどう影響するのか、教え方によって習得の度合いは変わるのか、第一言語(母語)との習得の違いはあるのかなど、第二言語習得研究は日本語教師にとって必須の内容です。先頃、『改訂版...


未来に生きる日本語教材 Vol.3

未来に生きる日本語教材 Vol.3

私たちが母語を習得し、自由に読んだり書いたりできるようになるまでには、家づくりと同様に、目には見えない土台づくりの期間があります。就学前の子どもたちに目を向けると、そのことがよく分かります。クレヨンをにぎって夢中で塗り絵をしたり、ハサミやのりを使って工作したり、お友だちとごっこ遊びをしたり......。一見すると日本語教育とは何の関係もないように思えますが、こうした積み重ねが指先の巧緻性やコミュニケーション能力の発達につながり、やがては「読む・書く・話す・聞く」という言葉の活動を支える土台となるのです。...


漢字は悪魔が作った文字? 漢字習得のハードルが高い原因を探る

漢字は悪魔が作った文字? 漢字習得のハードルが高い原因を探る

漢字への興味が動機となって意欲的に学ぼうとする人がいる一方で、その難しさから日本語習得そのものに挫折してしまう人も少なくありません。「漢字は難しい」と思うその原因は何なのでしょうか。「漢字は面白い」と思ってもらえる授業を目指すため、まずはその原因を探っていきたいと思います。(鈴木英子:(公財)宮城県国際化協会地域日本語教育アドバイザー)...


未来に生きる日本語教材 Vol.2

未来に生きる日本語教材 Vol.2

日本語を学ぶ目的やペースは人によってさまざまです。中には、自分の意志とは関係なく日本語を習得する必要に迫られる人たちもいます。例えば、家族の仕事などの都合で来日した子どもたちです。滞在が中長期にわたる場合、学校の定期テストや入学試験、就職活動をこなすほどの日本語力を、かなりの短期間で習得しなければなりません。今回ご紹介する教材は、そのような状況にある中学生の日本語学習者たちに寄り添う現場から生み出されたものです。...


「悲しくて涙が出る」ほど、日本語の文字習得は苦労する

「悲しくて涙が出る」ほど、日本語の文字習得は苦労する

日本で育った日本人は普段、苦もなく使っている、ひらがな・カタカナ・漢字などの日本語の文字。これらの文字を外国人学習者が習得しようとするとき、大きな壁が立ちはだかります。私も、長年日本語を教える中で、何度も学習者の文字習得への苦労を目の当たりにしてきました。...


インドネシア全土で使える教科書の開発をめざして

インドネシア全土で使える教科書の開発をめざして

いま、アジア地域では、日本語教育の裾野が急激に広がりつつあります。中国に次ぎ世界第2位の学習者数を誇るのは、世界屈指の多言語国家として知られるインドネシアです。約74.5万人の日本語学習者のうち、95%は高校生。大学の日本語教師の中には、日本での学位取得者も増えてます*1。古くから言語や文化の多様性を尊重してきたインドネシアで、日本語教育は、どのように進展しているのでしょうか。(安藤陽子)...


日本語教師はどんな辞書を使っているの? 現役教師お勧めの辞書をご紹介します

日本語教師はどんな辞書を使っているの? 現役教師お勧めの辞書をご紹介します

言葉を学ぶ時にも、教える時にも辞書は欠かせません。辞書と言えば『広辞苑』、『大辞林』のような分厚いものから三省堂の『新明解国語辞典』のように携帯できるものまで、形は様々です。『日本国語大辞典』という全14巻の大著もあれば、最近ではネット辞書しか使わないという人もいるでしょう。では現役の日本語教師の方々は実際にどのような辞書を使っているのでしょうか。また日本語教育に必須の辞書というのはあるのでしょうか。現役教師のお勧めの辞書をご紹介します。...