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過去問を制する者は日本語教育能力検定試験を制す

令和3年度の日本語教育能力検定試験が2021年10月24日に行われることが発表になりました。受験される方の中には、既に準備を始めている方もいらっしゃると思います。日本語教育能力検定試験に限らず、大学入試も公務員試験もTOEICも、恐らく巷にあるほとんどの試験対策において、過去問を解くというのは何よりも効果のある方法の一つです。

令和3年度日本語教育能力検定試験 実施要項

【出願期間】令和3年7月5日(月)から8月2日(月)まで(当日消印有効)(予定)

【試験日】令和3年10月24日(日)9:00~16:40

【受験料】14,500円(税込)

【試験地】(予定)】北海道、東北、関東、中部、近畿、中国、九州

【合否結果通知の発表】令和3年12月24日(金)(予定)

詳細:http://www.jees.or.jp/jltct/pdf/R3.jisshiyoko.pdf

過去問を解くことで得られる効果

日本語教育能力検定試験の対策にはさまざまな方法がありますが、最も効果的な方法が過去の本試験の問題を解くという方法です。過去の本試験の問題を解くことで、受験者は実にいろいろなメリットを得ることができます。

まず何よりも大きいメリットは、今の自分の実力と本試験との差を身をもって実感できることではないでしょうか。10月の日本語教育能力検定試験まで残された時間はおよそ半年。過去問を解くことで、この限られた時間の中で、何をどれだけしなければならないのかを考えるスタートラインに立つことができます。今月は何をするのか、今週は何をするのか、1週間のうち試験勉強に何時間ぐらい充てなければならないのか……全てのことが過去問を解いて答え合わせをした時点で、具体的に見えてきます。

過去問を解くことで出題傾向を体感することもできます。実際に過去問を解いてみると、実は自分があまり重要視していなかった(あるいは苦手分野で意識的に避けていた)分野からたくさん問題が出題されていたり、逆に自分が時間をかけて対策してきた分野からの出題が少なかったりすることに気づきます。過去問を解けば、今後、どの分野にどの程度の時間を割いていくかの調整をすることが可能になります。誰でも、苦手な分野は後回しにしてしまいがちですが、「出題傾向」を体感すれば、否が応でも苦手分野にも取り組まなければならない気持ちになります。文法の知識があいまい、聴解試験が聞き取れない、記述式が書けないなど、自分の弱点が見えてくれば、そこを集中的に補強することができるでしょう。

本試験と同じ時間を使って問題を解けば、問題を解くスピードを測ることもできます。1つ1つの問題に時間を掛けすぎていないか、最後まで解き切るにはどういう時間配分で試験に臨めばいいのかが見えてくるでしょう。また、日本語教育能力検定試験は1日掛かりのハードな試験です。本試験と全く同じタイムスケジュールでも過去問を解いてみれば、自分の集中力や体力の持続具合なども知ることができます。

過去問は言うまでもなく、過去に実際に出題された問題です。日本語教育能力検定試験の傾向は今年も変わりませんので、過去に出題された問題と似たような問題が今年も出題される可能性は十分にあります。そういう意味でも、過去問に取り組むことは実質的なメリットがあります。

過去問には解説がない

しかし過去問を使った試験対策には一つの弱点があります。

それは、多くの試験問題の過去問には詳しい解説は付いていないことが多いということです。これは日本語教育能力検定試験も同様です。市販の過去問に掲載されているのは問題と解答だけですので、楽に解ける問題はいいとして、不正解だった問題、たまたま正解した問題は、正解の理由が分かりません。そもそもできなかった問題をできるようにするのが試験対策ですので、これでは試験対策にはならなくなってしまいます。

正答率を上げるためには、問題文の意味やその中に出てくる専門用語の意味を正しく理解し、次に選択肢の意味を一つ一つ吟味して、正解の理由や不正解の理由を見つけ出して正しい答えを選べるようになることが必要です。そのためには、過去問そのものだけではなく、その過去問の解説がどうしても必要になります。換言すれば、既に基礎力が身についている方であれば、過去問と過去問の解説を繰り返し読み、解き、確認するサイクルが最も効果的な試験対策の一つになります。

「日本語教育能力検定試験 合格パック2021」をお勧めする理由

アルクから現在発売中の「日本語教育能力検定試験 合格パック2021」は、「NAFL日本語教師養成プログラム(以下、NAFL)」と日本語教育能力検定試験対策の副教材、そしてさまざまなサービスで構成されていますが、中でも注目したいのは、「2019年度日本語教育能力検定試験 解説セミナー」です。これは検定対策のベテラン講師陣が、2019年に実施された「令和元年度日本語教育能力検定試験」の本試験の問題を、動画(オンライン)で徹底的に解説したものです。

450分(7時間半)に及ぶ動画講義と、各講師の解説を詳しくまとめた96ページに及ぶ充実したオリジナルテキストが付いており、動画やテキストを何度も繰り返し見ることで、過去問の問題内容を無理なく理解することができるようになっています。「日本語教育能力検定試験 合格パック2021」の中には、『令和元年度日本語教育能力検定試験 試験問題』(凡人社)も入っていますので、他の教材を何も準備しなくても、本試験を解く→解説動画を見る→もう一度問題を解く、という効果的な方法で学習を進めることができます。

「過去問+過去問の解説」を組み合わせた学習法は、試験合格のための何よりも効果的な方法です。何度もチャレンジしたがどうしても合格点が取れない方や、今年どうしても検定試験に合格したいという方には、特にお勧めします。

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