仕事と家事をこなしながら、760点、830点とスコアアップ英語力を評価され、転職も成功しました
通訳ガイドを目指して、時間の自由が利く通信講座で学習スタート
──これまでの英語学習と今回の受講について、お聞かせください。
学生時代にアメリカに住んでいる姉を訪ねた時、英語が話せるともっと旅を楽しめるんだと感じて勉強を始めました。10年ほど前に受けたTOEICのスコアは720点です。その後、結婚して子どもが生まれ、仕事に家事に忙しく英語が話せたらとは思うものの、まとまった時間がとれずに学習は断続的にする程度でした。
今回、本格的に学習することにしたのは、2020年の東京オリンピック・パラリンピックの影響です。開催が決まって海外からの旅行者も増えているのに、通訳ガイドはまだ少ないことを知り、だったら私も英語を使って外国人をサポートするような活動をしてみたいと思ったんです。
アルクの教材で学習した姉に薦められ、時間に融通の利く通信講座を選びました。私自身、日中は仕事に家事もあるので、時間が決められている学校は通いにくいと感じたからです。その点、通信講座なら自分の好きなときに学べます。
弱点を克服できる教材で、学習習慣と目標スコアを獲得
──どんなふうに学習しましたか?
週末は家族と過ごすので、机に向かってテキストを開くのは平日、子どもたちが寝た後の1時間程度です。家事の合間には、アルクのアプリ「ALCO(アルコ)」にダウンロードした音声をスマホで聞きました。毎日取り組むうちにリズムもできて、学習が習慣になりましたね。
日ごとのカリキュラムは、私にとってはちょっと少ないぐらいで、疲れてしんどい日もそれほど負担ではなかったし、何より「今日はとにかくこれだけやればいいんだ」という気持ちになったので、与えられたものを毎日一つずつこなすことができました。
マンスリーテストは計画的に提出していきました。ALCOから受講生サイトの「テストコ」にアクセスすると、テストが提出できて採点結果もすぐに分かるので、内容を忘れないうちに見直せてよかったです。
──TOEICスコアの変化を教えてください。
修了直後に760点、その2カ月後に830点を取りました。760点を取ったときの結果表からリーディングが弱いことが分かったので、もう一度テキストを使って、語彙をしっかり増やしました。そして長文を読む際には、設問の正解ヒントがどこに書かれているのかを意識するようにしました。どのあたりを重点的に読めばいいかは、こんな様式で出題されますよという説明がしっかりテキストにあります。
マンスリーテストの解答・解説にも、正解の根拠となる部分を問題文の中から拾って提示してくれていますから、ああ、こういうところに目をつけて読んでいけばいいのかということが分かりました。
英語力を評価されて転職実現
──教材の良かった点と、学習で得たことをお聞かせください。
この教材はカリキュラム通りに学習すれば、自然と力が付くように作られています。何か追加したり工夫したりする必要はないし、私自身、TOEICの自己ベストが取れたので、勉強すればまだまだ伸びるんだという自信もつきました。海外ドラマで聞き取れるシーンが増えたのも、うれしかったことの一つです。
最近、働き始めた会社は海外に工場があり、現地とのやりとりもあるそうなので、私のことを「英語ができる人」と認めて採用してくれたのだと思います。そう考えると、ますます励みになりますね。スピーキングを鍛える意欲も湧きます。
──プライベートでの目標はいかがですか。
オリンピックの通訳ガイドを目標に、全国通訳案内士の資格取得も目指します。この試験は、TOEICのスコアによって英語が免除になるので、まずはそこをクリアしたいです。また、南米から移住した子どもたちが、日本語がうまくできないために授業についていけないという話も聞くので、日本語教師の資格にも挑戦して、彼らの助けになれたらとも思います。