TOEIC910点。リスニング対策ばかりか、速読、リーディング力アップも
もっと英語でコミュニケーションしたい!が動機
──英語力の向上に積極的に学んでいる理由を教えてください。
ひとつには、海外支店勤務を目指しているためです。勤務先の会社は英語圏を中心に支社を増やしていて、私もぜひ海外で働きたいと思っています。それから、姉の影響もあります。姉は結婚後、ボリビアに在住し、多国籍の環境でボランティア活動をしています。そこでの共通言語は英語で、来日した姉の仲間たちと接した際、もっと意思疎通を図るには、より高い英語力が必要だと感じました。TOEICは英語力の向上がスコアの形でわかりますので、まずはTOEICのスコアアップに取り組もうと思いました。
──英語を勉強するようになった、最初のきっかけは何ですか?
海外ドラマ「フレンズ(Friends)」です。描かれている世界や、会話が醸し出すユーモアの感覚が、まさに私の好みで、すっかりファンになりました。それからは英語字幕のDVDなどで何度も見たり、ディクテーションをしてみたりと、このドラマは私の英語の教材になりました。
教材選びの2大ポイント・・・体系化と内容の面白さ
──なぜ書籍ではなく通信講座を、その中でもアルクの通信講座を選んだのですか?
私は、TOEICのスコアアップには、体系的に取り組むべきだと思っていました。書籍で勉強しようとすると、何冊か組み合わせることになりますが、重複して勉強する部分も多く、効率が悪くなります。通信講座ならば、1つの講座で無駄なく体系的に、必要なスキルを伸ばせると考えたからです。
アルクの講座を受講したのは実は2度目です。最初の講座は「奪取730点 TOEICテスト攻略プログラム」で、選んだ理由は教材の面白さにありました。当時、外語大生の友人がヒアリングマラソンを受講中でした。教材を体験させてもらったところ、旬の映画俳優のインタビューが載っているなど、内容にとても興味をひかれ、この会社の教材なら続けられそうだと感じたのが決め手です。「奪取730点 TOEICテスト攻略プログラム」受講後にTOEICで770点を取ることができ、成果を実感したので、今回もアルクの講座を選びました。
社会人の英語の勉強は、平日が勝負!
──この講座は役に立ちましたか?
はい。例えば、講座のリスニングの課題は、実際のTOEICの問題よりも長いうえ、解答も記述式であるため、内容を細かいところまで理解していないと正解できません。この課題はリスニング対策用なのですが、音声を聞きながら文字を追うことで速読力もアップし、リーディング問題の対策にもなりました。
──英語の勉強を継続するコツを教えてください。
講座の指示に従って自分のペースを決めたら、調整は小刻みにするようにしました。夜、仕事で勉強時間がつぶれたら、翌朝早起きするなどして、早めにその分を取り返すようにしたのです。後で週末にまとめてやろうとしたら、おそらくできなかったと思います。
それから、仕事をしていれば、どうしても勉強時間を取れない日もあります。そんなときは、せめて耳だけでも英語に慣らしておきたいと思い、iPodを使って、TED(※1)などで英語の講演を楽しむようにしました。ペースを守り、無理をせず、そして楽しむことが、学習を継続するためには大切なのではないでしょうか。
平山さんは講座終了後、TOEICで910点を獲得。現在は、社内の短期語学研修制度に応募するなど、当面の目標である海外支店勤務に向けて頑張っておられます。
※1 Technology, Entertainment, Designの3つの分野の人々を集め、世の中に広めるに値するアイディアを提供するための会議から生まれたNPO。3つの分野の頭文字をとってTEDと呼ばれている。TEDのサイトでは著名人を中心に、さまざまな講演やスピーチの動画を、無料で配信している。http://www.ted.com/