映像翻訳Web講座 アドバンスコース
※本講座は継続受講に基づくサービス価格はご用意しておりません。
■学習スタート日:翌月1日
商品種類 | 通信講座(WEB) |
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受講開始レベル | 英検:2級・TOEIC:730点以上 |
学習分野 | 通訳・翻訳 |
学習時間 | 1日75分×週5日 |
標準学習期間 | 7カ月 |
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講座の特長
映像翻訳のスキルを、ブラッシュアップ!
プロとして仕事を受注、納品することを意識したカリキュラムです。
「ベーシックコース」「プラクティスコース」で習得した映像翻訳のスキルを、さらに磨き上げるためのコースです。目指すのは、クライアントを納得させ、視聴者を満足させる翻訳。「映像翻訳を仕事にすること」をより意識したカリキュラムとなっています。さあ、英語のプロに向かって、もう一歩前進しましょう!
※「映像翻訳Web講座」は、「ベーシックコース」から順にご受講いただく講座です。本講座は「映像翻訳Web講座 プラクティスコース」の受講開始日から2年以内に進級する方のみお申し込みいただけます。プロの映像翻訳者として活躍するのに必要な技術と知識を、体系的に習得していただくためです。ご理解をお願い申しあげます。
テレビ局にそのまま納品できる、プロとして通用するスキルを習得
自主的な調べ物も増えますが、これもプロへの試練と心得て。
これまでに習得した「映像翻訳」のスキルに磨きをかけ、プロとして通用するレベルにまで磨き上げます。「字幕翻訳」と「吹き替え翻訳」の技術をより高めることはもちろん、情報収集の技術や、日本語表現力も向上させる演習に挑戦。「ハコ切り」や「申し送り」といった、プロだけが行う作業とその進め方も学び、放送局や映像制作会社にそのまま納品できるレベルにまで到達させます。
また、添削指導がよりきめ細やかになるのも、本コースの特徴。「映像翻訳の基本が身についているかどうか」はもちろん、「視聴者を満足させる翻訳になっているか」を細かくチェックします。添削は、現役のプロ映像翻訳者が担当。署名入りで返却します。単なる訳の正誤ではなく、「評価できる点、改めるべき点」を丹念に指摘してフォローします。
日本未公開の映像作品を課題に、映像翻訳者としてのスキルとセンスを発揮
フランスの損害保険鑑定人が、研修旅行を通じて、ギアナの魅力を体験するドキュメンタリー。
本講座の課題となる映像は、3本とも日本未公開の作品。映画祭で賞を取ったものや、25分という長さのドキュメンタリーなど、いずれも本格派です。字幕制作ソフトを使って、クライアントにそのまま納品できるかたちに仕上げます。
いかにして、クライアントを納得させ、視聴者を満足させる作品に仕上げるか、あなたのスキルとセンスの見せどころです。
「映像翻訳 総合力テスト」と個人面談で、夢の実現へさらに近づく!
専門のスタッフが、あなたのスキルアップと進路についてアドバイス!
本講座では、最終回に「映像翻訳 総合力テスト」を用意しました。英語力を含め、「ベーシックコース」から「アドバンスコース」までに学習したスキルが身についているかを、客観的かつ厳正にチェック。テスト結果を基に個人面談を実施し、最終コース(プロフェッショナルコース)への進級が可能か、また、克服すべき課題は何かをフィードバックします。
※「映像翻訳 総合力テスト」を受験していないと、「プロフェッショナルコース」や、「スキルアップコース」(課題克服のための強化コース)を受講できません。
※個人面談は予約制です。対面、電話、スカイプから、ご都合のよい方法をお選びください。
カリキュラム
「ベーシックコース」「プラクティスコース」と同じく、2週間でひとつの課題を提出。ライフスタイルに合った学習計画を立てましょう。また、プロを目指すなら、課題の提出日を「納品日」と考え、厳守する姿勢で臨むことをおすすめします。
*カリキュラムは変更になる場合があります
※ハコ切り…映像翻訳の必須技術
カリキュラムには含まれない任意参加のセミナーやスクーリングを随時開催。詳細はメールマガジンや、日本映像翻訳アカデミーⓇのニュースサイト(https://www.jvta.net/)にてお知らせします。
ご受講前に必ずご確認ください
本講座の受講には下記リンク先に記載の動作環境が必要です。「映像翻訳 ミニミニ用語辞典」
映像翻訳を学ぶために知っておきたい、基本的な用語を集めました。
OUT
字幕翻訳では、話し手のセリフをあえて字幕にしない場合があり、字幕にしなかったセリフの位置を「OUT」と呼ぶ。1秒に満たない長さのセリフや、泣き声、うめき声など言葉になっていない音声、あいさつなど、映像から十分に意味がわかるセリフは「OUT」になる場合がある。
ハコ切り
字幕原稿を作成するために、1画面に出す字幕の長さを決める作業のこと。セリフの秒数を計り、字幕の文字数を割り出す。ハコの切り方によって、字幕の最大文字数が決まる。字幕の完成度を大きく左右する作業なので、映像翻訳者は慎重に作業する必要がある。
申し送り
クライアントが納品された原稿をチェックするときに、参考となる情報をまとめたファイルのこと。歴史的事実や固有名詞の裏付けとなる情報源や、事情があって原文を意訳した箇所についてわかりやすくまとめたもの。映像翻訳者がクライアントに原稿を納品する際は、一緒に「申し送り」を渡すのが慣例となっている。映像翻訳者として信頼を得るためには、丁寧でわかりやすい「申し送り」を作ることが欠かせない。
教材構成
教材構成
コースガイド(PDF)/『映像翻訳ハンドブック』(PDF)/課題映像ショートフィルム3本(ドラマ2本、ドキュメンタリー1本)/添削課題12回(模範解答。添削指導つき)/映像翻訳 総合力テスト1回/個人面談1回 ※
字幕製作ソフトは、別途ご案内をお送りします。必ず動作環境をご確認ください。受講開始(毎月1日)の2営業日前までにメールで受講のお知らせをお送りします。
監修のことば
本講座は、英語教育のアルクと、映像翻訳者の育成に実績のある日本映像翻訳アカデミーⓇが共同で開発・運営する本格的な「映像翻訳学習プログラム」の 3rd Stepです。
アドバンスコースは、ベーシックコースとプラクティスコースによる約9カ月の演習を経験した人が「プロの映像翻訳者に求められる課題克服力」の習得を目指すコースです。 課題映像の視聴から課題の提出、添削・アドバイスのフィードバックまでのほぼ全ての工程をお手持ちのパソコン上で進めていくスタイルは、これまで皆さんが慣れ親しんだ方法と同様です。しかし、提出された原稿に対する添削者の見方は大きく変わります。添削者は「映像翻訳のルールが守られているか、基本ができているか」といったこれまでの評価基準を踏まえたうえで、今回は「視聴者を満足させる原稿か」という点を厳密にチェックし、適切なアドバイスを行います。
受講中はそれぞれの課題ごとに十分な時間と技能を費やし、常に視聴者を意識した「完成形」の提出を目指していただきたいと思います。全力を尽くした翻訳原稿に厳しい指摘やフィードバックが返されることもあるでしょう。しかし、その時こそが映像翻訳力をプロのレベルへ高める大きなチャンスなのです。
具体的な特長としては、「受講生自らが作品の全体像を把握し、解釈してから翻訳に臨む」演習や、字幕翻訳の最大の特徴の1つともいえる「ハコ切り」のテクニックを習得する演習などが新たに加わります。そして、コース修了時には「映像翻訳 総合力テスト」が待ち受けています。「映像翻訳 総合力テスト」で評価されることを恐れる必要はありません。課題の一つひとつを丹念にこなし、弱点を克服することができれば、必ず納得のいく結果・評価を得ることができるはずです。映像翻訳は"ぶっつけ本番"で臨んで対処できる職能ではなく、丹念に演習と経験を積み重ねた人が必ず評価される仕事なのです。
アドバンスコースをステップとして、1人でも多くの方がプロへの具体的な第一歩を踏み出していくことを心より願っています。
日本映像アカデミーⓇ代表
「映像翻訳Web講座」監修代表 新楽直樹
配送について
WEB講座のため、配送物はありません。