
世界で通用する研究者に必須の英語力を鍛える
科学技術分野の共通言語は英語。世界で活躍するサイエンティストを目指す若手研究者(大学院生以上)を対象に、英語で論文を作成する、論文を学術誌に投稿する、ポスター発表を行う、という3つのスキルが専門分野別に学べるワークブックが誕生しました。科学技術英語の第四弾はバイオテクノロジー。実際の論文とポスターをお手本に、英語で自分のアイディアを論理的かつ明確に表現する力を鍛えましょう。
<4つの徹底トレーニング>
1.英語の論理展開
英語で表現するとき日本語→英語の直訳式は厳禁。自分の考えを相手に正しく伝えられるよう、英語的な発想を身につけます。
2.論文の作成から投稿までのライティングスキル
英語で論文を作成するポイントを押さえましょう。まず論文作成の基本ルールを理解し、エクササイズで実際に英文を書く練習をします。また、バイオテクノロジー分野の論文約30本をデータ(コーパス)化し、コロケーション(語と語の慣用的な組み合わせ)を分析し、その用例を掲載しています。これにより、どんなときにどんな表現が使われているかよくわかります。さらに、投稿規定の読み取り方や査読者とのやりとりも学習します。
3.ポスター発表に必要なスピーキングスキル
効果的なポスター発表はなかなか難しいもの。見やすいポスターの作成はもちろん、その内容を相手にきちんと伝えられなければ意味がありません。ポスターの説明を簡潔にまとめ、聞き手の印象に残る発表ができるようになりましょう。
4.バイオテクノロジー分野の重要&頻出語句
コーパスからバイオテクノロジーの分野で特によく使われる語句192語を抽出し、音声付きで収録しています。CDを聞いて単語をリピートし、正しい発音を習得しましょう。
科学技術英語 徹底トレーニング[バイオテクノロジー]
科学技術英語 徹底トレーニング[バイオテクノロジー]
●ESPレベル=Master:上級レベル(大学院修士課程)

【著者】人見憲司(ひとみ・けんじ) プロフィール
東洋大学総合情報学部総合情報学科(工学部機能ロボティクス学科兼任)・教授。専門は理論言語学、自然言語処理、テクニカルコミュニケーション。研究テーマは、「自然言語理解から自然言語生成へ」、「テクニカルイングリッシュの効果的な教育法」、「人間とロボットの共生社会を目指して」。
1954年生まれ。早稲田大学理工学部機械工学科卒。同大学教育学部英語英文学科卒。同大学大学院文学研究科英文学専攻(言語学)修士課程修了。主な著書・論文に『人間とロボットの円滑なコミュニケーションを目指して』(高翔/自動車技術会/2007)、『工学部における効果的な英語教育法』(言語と文化/東洋大学/2002)、『言語理解のメカニズムの解明』(実用英語の世界/南雲堂/1993)、『Understanding Natural Language』(研究年誌/早稲田大学/1989)など。
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【監修】近藤哲男(こんどう・てつお) プロフィール
九州大学大学院農学研究院生命機能科学専攻・教授。専門は生物ナノ材料工学(Bio-Alchemy)、高分子物理化学、多糖化学。主な研究テーマは、水と生物機能を用いる三次元ナノ/マイクロ材料創製。
1983年東京大学農学部卒。1988年同大学大学院農学系研究科博士課程修了(農学博士)。
同年4月学術振興会特別研究員。同年9月カナダ・マクギル大学化学科にて博士研究員。1992年森林総合研究所研究員。1993年同研究所主任研究官。2000年京都大学にて博士(工学)号取得。2003年九州大学大学院農学研究院助教授。2005年九州大学バイオアーキテクチャーセンター教授。2010年より現職。この間ドイツ・イェーナ大学客員教授、中国・武漢大学客座教授、静岡大学、金沢大学、東京大学、東京農工大学非常勤講師などを歴任。セルロース学会賞(1996年)、繊維学会賞(2005年)受賞。
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