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●監修者 Laurence Anthony(早稲田大学教授) |
本コースへようこそ!これから3カ月にわたり皆さんのガイド役を務めます。理工系分野の論文を読んだり、レクチャーやプレゼンテーションを聞いたりするスキルを身につけていきましょう。理工系の分野で有能な研究者になりたいのであれば、論文リーディングは不可欠なスキルです。年々、日本や世界中で多くの論文が英語で書かれるようになってきています。こうした傾向は研究のプレゼンテーションにおいても同じです。現在、日本では多くのプレゼンテーションが英語で行われるようになっています。海外に行けば、英語以外のプレゼンテーションを見つけるのはほぼ不可能でしょう。最新情報を知り、興味深い問題を見つけ、科学者やエンジニアによるさまざまな解決策について学びたいと思うのであれば、英語で読んだり聞いたりする必要があるのです。
皆さんの多くは、テストのために複雑な文法規則や膨大な数の語彙を学ぶといった形で英語に触れてきたのではないでしょうか。本コースの狙いは理工系の英語を新たな視点から掲示することです。科学者やエンジニアがどのように論文を読んだり書いたりしているのか、トップダウンとボトムアップ両方のリーディング・スキルを用いてどのように必要な情報を得るのかについて見ていきます。さらに、なぜ著者が理工系の論文に見られるような手法で情報を整理し、構成しているのかを学びます。こうした知識は、理工系の文章をより深く理解したり評価したりする上で手助けとなります。最後に、研究についてのレクチャーを聞いたり研究者が会議で行う研究発表を見たりしていきます。
テキストブックにはさまざまなタイプのエクササイズが登場します。エクササイズはそれぞれ異なりますが、現実の世界で皆さんが直面するようなリーディングやリスニングに近いものですので、面白いチャレンジになるでしょう。ただしこのコースの焦点は理工系の研究であることを胸に留めておいてください。すべての質問に対してシンプルで明確なはっきりした答えがあると期待してはいけません。かなり簡単に解答が出ることもあるでしょう。特に皆さんが実験室ですでに実験を行ったことがあるなら、なおさらです。一方で、答えを思いつく前に質問について少し考えなければならないものもあるかもしれません。いずれにせよ、このコースを終えるころには、論文を読んだり聞いたりできるスキルを身につけ、皆さんが理工系分野のコミュニィティーのメンバーとして活躍するようになる段階へ一歩近づくことを確信しています。
勉強に励み、コースをお楽しみください!